(個人資産)2級FP 2016年5月 問9

問 9
Aさんが平成27年分の所得税において、X社株式の配当金について配当控除の適用を受けた場合の所得税および復興特別所得税の申告納税額または還付税額を計算した下記の表の空欄①~④に入る最も適切な数値を求めなさい。なお、問題の性質上、明らかにできない部分は「□□□」で示してある。

《設 例》
会社員のAさん(45歳)は、妻Bさん(42歳)および長男Cさん(21歳)との3人家族である。Aさんは、非上場企業X社の株式(X社株式)を8年前に父から相続により取得し、毎年配当金を受け取っており、平成27年中にはX社株式に係る配当金80万円(源泉徴収前)を受け取っている。なお、このX社株式を取得するための借入金はない。また、Aさんは、平成27年中に、加入していた下記の生命保険を解約し、解約返戻金を受け取っている。
Aさんの平成27年分の収入等に関する資料等は、以下のとおりである。

〈Aさんの家族構成〉
・Aさん :会社員
・妻Bさん : 専業主婦。平成27年中にパートタイマーとして給与収入110万円を得ている。
・長男Cさん:大学生。平成27年中に収入はない。

〈Aさんの平成27年分の収入等に関する資料〉
・給与収入の金額 :900万円
・生命保険の解約返戻金 :800万円
・X社株式に係る配当金の金額 : 80万円
〈Aさんが平成27年中に解約した生命保険に関する資料〉
保険の種類 :一時払変額個人年金保険
契約年月 :平成18年7月
契約者(=保険料負担者) :Aさん
解約返戻金額 :800万円
正味払込保険料 :730万円
※妻Bさんおよび長男Cさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
※家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
※家族の年齢は、いずれも平成27年12月31日現在のものである。

※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

WS000101

[解答] ① 6,900,000(円) ② 7,800,000(円) ③ 602,500(円) ④ 80,000(円)
[解説]
① 給与所得控除額 900万円×10%+120万円=210万円
  900万円-210万円=690万円
② 生命保険の解約返戻金は一時所得となる。
  (800万円-730万円-50万円)×1/2=10万円
  690万円+10万円+80万円=780万円
③ (c)780万円-265万円=515万円
  (d)515万円×20%-42.75万円=60.25万円
④ 課税総所得金額が1,000万円以下なので、
  80万円×0.1=8万円

解答解説