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《設 例》
会社員のAさん(45歳)は、余裕資金を利用して、以前から興味を持っていた上場企業X社の株式(以下、「X社株式」という)を購入しようと考えている。
そこで、Aさんは、証券会社に勤務するファイナンシャル・プランナーのMさんに、株式投資について相談することにした。Aさんが購入を検討しているX社株式に関する資料は、以下のとおりである。
〈X社株式に関する資料〉
・業種 :サービス業(日本国内での外食事業)
・特徴 :主な原材料の輸入への切換えと、幅広い年齢層の顧客に合わせた商品開発が奏功し、過去3年間、前年度比で増収増益を達成している。
・株価 :600円
・当期純利益 :30億円
・純資産(自己資本) :400億円
・総資産 :600億円
・発行済株式数 :1億株
・前期の配当金の額 :10円(1株当たり)
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問5
Mさんは、Aさんに対して、X社株式について説明した。Mさんが説明した次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1) 「X社は、主な原材料を海外から輸入しているため、一般に、円安の進行は株価にとって好材料となると考えられます」
2) 「X社は前期に1株当たり10円の配当金を支払っていますが、配当金の額はX社の業績等により変動することがあります」
3) 「X社は過去3年間、増収増益を達成していることから、X社株式の株価は今後必ず上昇しますので、ご購入をお勧めします」

[解答] 2

[配点] 3
[解説]
1)海外から輸入している場合、円安時には原材料費が上がるので、X社にとって不利となる。
2)配当金の額は、業績等により変動する。
3)過去3年間増収増益を達成していても、必ず株価が上昇するとは限らない。また、不確定な要素に対し、断定的判断の提供により勧誘すると消費者契約法に抵触する可能性がある。

解答解説

≪問4  問6≫

2017年1月 (個人資産)3級FP解答解説一覧

 

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