2級FP 2015年9月 問題27

問題 27
ポートフォリオ理論等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. ポートフォリオの期待収益率は、ポートフォリオに組み入れた各資産の期待収益率を組入比率で加重平均して得た値となる。

    [解答解説] ○
    単純に各資産の期待収益率を資産の数で割る(単純平均)のではなく、組入比率で加重平均する。

  2. システマティック・リスクは、市場全体のリスクの影響を受けるリスクであり、分散投資によっても軽減することができないとされている。

    [解答解説] ○
    システマティック・リスクは市場リスクであり、ポートフォリオのリスクの一つである。市場リスクは分散投資でも軽減することはできないとされている。

  3. 異なる2資産からなるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が0(ゼロ)の場合、ポートフォリオを組成することによる分散投資効果は得られない。

    [解答解説] ×
    2資産間の相関係数が、
    1に近づけば近づくほど、分散投資効果は得られない。
    -1に近づけば近づくほど、分散投資効果が最大となる。
    0の場合は、値動きの関連性はないが、分散投資効果が得られないとは言えない

  4. 同一期間の収益率が同じ2つのファンドをシャープレシオで比較した場合、収益率の標準偏差の値が小さいファンドの方が効率よく運用されていたと評価することができる。

    [解答解説] ○
    シャープレシオは、リスク1単位あたりのリターンを示す。
    ⇒数字が大きいほど、リスクに対するリターンが大きい
    ⇒効率よい
    リターンが同じなら、リスクが小さいほど数値は大きくなる
    リスクが同じなら、リターンが大きいほど数値は大きくなる標準偏差の値が小さいとは、リスクが小さいことなので、効率よく運用されていたことになる。

[解答] 3
[補足]

解答解説