問題 25
株式指標に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 同規模・同一業種の銘柄間においては、一般に、PER(株価収益率)の高い銘柄が割安と考えられる。
[解答解説] ×
不適切である。
PER(株価収益率)は、株価÷1株あたり利益 で求められる。高ければ高いほど割高である(低ければ低いほど割安である)。 - 同規模・同一業種の銘柄間においては、一般に、PBR(株価純資産倍率)の高い銘柄が割高と考えられる。
[解答解説] ◯
適切である。
PBR(株価純資産倍率)は、株価÷1株あたり純資産 で求められる。高ければ高いほど割高である(低ければ低いほど割安である)。 - 配当性向は、株価に対する配当金の割合を示す指標である。
[解答解説] ×
不適切である。
配当性向は、配当金÷純利益×100 で求められる。純利益に対する配当金の割合を示す指標である。 - ROEは、企業の総資本に対する当期純利益の割合を示す指標である。
[解答解説] ×
不適切である。
ROEは、1株あたりの利益÷1株あたりの純資産 で求められる。純資産に対する利益の割合である。なお、総資本(総資産)=純資産+負債 である。
[解答] 2
[補足]
解答解説