問題 51
民法上の贈与に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 贈与は、書面によるものであっても、その履行がなされていない場合には、各当事者が撤回することができる。

    [解答解説] ×
    不適切である。
    書面によるものは、履行がなされてなくても、撤回できない。贈与は契約なので、相手の承諾が必要である。

  2. 贈与は、書面によらないものであっても、当事者の一方が自己の財産を無償で相手方に与える意思を表示し、相手方が受諾をすることによって、その効力を生ずる。

    [解答解説] ◯
    適切である。
    贈与は、相手方の承諾が必要である。贈与は契約である、という性質からも理解できる。

  3. 負担付贈与では、贈与者がその負担の限度において売買契約の売主と同様の担保責任を負う。

    [解答解説] ◯
    適切である。
    負担付贈与とは、例えば、土地2000万円を贈与する代わりに、借入金1000万円を負担させる贈与のことである。1000万円という負担の限度において、贈与者は担保責任を負うことになる。つまり、受贈者に1000万円を負担させたからには、贈与者が土地1000万円分は贈与する責任があるということ。

  4. 負担付贈与では、受贈者がその負担である義務を履行しない場合において、贈与者が相当の期間を定めてその履行の催告をし、その期間内に履行がないときは、贈与者は、当該贈与の契約の解除をすることができる。

    [解答解説] ◯
    適切である。
    受贈者が贈与をされたにも関わらず、その負担である義務を履行しなければ、契約が実行されていないので、契約の解除をすることができる。

[解答] 1
[補足]

解答解説

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2016年9月 2級FP解答解説一覧

※実技のうち、資産設計は日本FP協会、個人資産・生保顧客・損保顧客・中小企業はきんざいが実施する問題から使用させていただいております。

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