(生保顧客)2級FP 2016年9月 問12

問 12

《設 例》
会社員のAさんは、妻Bさん、長男Cさん、二男Dさんおよび母Eさんとの5人家族である。Aさんは、平成28年中に「ふるさと納税」の制度を利用して、12の地方自治体に計9万円の寄附を行っている。また、Aさんは、平成28年中に妻Bさんの入院・手術費用として医療費20万円を支払ったため、医療費控除の適用を受ける予定である。
Aさんとその家族に関する資料および平成28年分の収入等に関する資料は、以下のとおりである。
<Aさんとその家族に関する資料>
Aさん (53歳) : 会社員
妻Bさん (48歳) : 専業主婦。平成28年中の収入はない。
長男Cさん(21歳) : 大学生。平成28年中の収入はない。
二男Dさん(17歳) : 高校生。平成28年中の収入はない。
母Eさん (79歳) : 平成28年中の収入は、公的年金のみであり、その収入金額は90万円である。
<Aさんの平成28年分の収入等に関する資料>
(1) 給与所得の金額 : 1,000万円
(2) 一時払変額個人年金保険(10年確定年金)の解約返戻金
契約年月 : 平成21年4月
契約者(=保険料負担者)・被保険者 : Aさん
死亡保険金受取人 : 妻Bさん
解約返戻金額 : 700万円
一時払保険料 : 500万円
(3) 一時払終身保険の解約返戻金
契約年月 : 平成24年6月
契約者(=保険料負担者)・被保険者 : Aさん
死亡保険金受取人 : 妻Bさん
解約返戻金額 : 980万円
一時払保険料 : 1,000万円
※妻Bさん、長男Cさん、二男Dさんおよび母Eさんは、Aさんと同居し、生計を一にしている。
※Aさんとその家族は、いずれも障害者および特別障害者には該当しない。
※Aさんとその家族の年齢は、いずれも平成28年12月31日現在のものである。
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

Aさんの平成28年分の所得税の算出税額を計算した下記の表の空欄①~④に入る最も適切な数値を求めなさい。なお、問題の性質上、明らかにできない部分は「□□□」で示してある。

201000014

[解答]①10,650,000(円) ②380,000(円) ③1,590,000(円) ④1,008,500(円) 
[解説]
一時所得は、2つの解約返戻金の合計となる。
一時払変額個人年金 700万円-500万円=200万円
一時払終身保険 980万円-1,000万円=▲20万円
200万円-20万円-50万円=130万円・・・一時所得の額
130万円×1/2=65万円・・・総所得金額に算入される額
1,000万円+65万円=1,065万円・・・①
妻Bさんは、Aさんと生計を一にしており、収入がないため、配偶者控除を受けられる。
38万円・・・②
長男Cさん(21歳)は特別扶養控除(19歳以上23歳未満)で63万円、二男Dさん(17歳)は、扶養控除で38万円、母Eさんは同居老親等に該当するため老人扶養控除で58万円
よって、合計159万円となる。・・・③
(c) 1,065万円-350万円=715万円
(d) 715万円×23%-63万6,000円=1,008,500(円)

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解答解説