問 13

《設 例》
個人で不動産賃貸業を営んでいるAさん(70歳)の推定相続人は、妻Bさん(67歳)、長男Cさん(40歳)および長女Dさん(37歳)の3人である。
Aさんは、自身の相続に関して、妻Bさんには自宅を、不動産賃貸業を手伝ってくれている長女Dさんには賃貸マンションをそれぞれ相続させたいと考えているが、その他の財産については、どのように相続させるかまでは考えていない。
なお、長男Cさんは、上場企業に勤務しており、生活は安定しているものの、3年前に購入した住宅のローン返済や2人の子(14歳、12歳)の教育費の負担について不安を感じている。このため、Aさんは、長男Cさんの子2人に対して「直系尊属から教育資金の一括贈与を受けた場合の贈与税の非課税」の利用を考えている。
<Aさんの推定相続人>
妻Bさん : Aさんと同居している。
長男Cさん : 会社員。妻と子2人の4人暮らし。
長女Dさん : Aさんと同居し、Aさんの不動産賃貸業を手伝っている。
<Aさんが保有している主な財産(相続税評価額)>
現預金 : 7,000万円
上場株式 : 1億円
自宅(敷地330㎡) : 7,000万円
自宅(建物) : 2,000万円
賃貸マンション(敷地400㎡) : 1億円
賃貸マンション(建物) : 9,000万円
合計 : 4億5,000万円
※自宅および賃貸マンションの敷地については、「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前の金額
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

現時点(平成28年9月11日)において、Aさんに相続が開始した場合における相続税の総額を試算した下記の表の空欄①~③に入る数値を求めなさい。なお、相続税の課税価格の合計額は4億5,000万円とする。また、問題の性質上、明らかにできない部分は「□□□」で示してある。

201000015

[解答]① 4,800(万円) ② 6,345(万円) ③ 10,985(万円) 
[解説]
法定相続人は、3人なので、3,000万円+600万円×3=4,800万円・・・①
4億5,000万円-4,800万円=4億200万円
各相続人の相続税は、
妻Bさん 4億200万円×1/2=2億100万円、2億100万円×45%-2,700万円=6,345万円・・・②
長男Cさん 4億200万円×1/4=1億50万円、1億50万円×40%-1,700万円=2,320万円
長女Dさん 長男Cさんと同額
相続税の総額 6,345万円+2,320万円×2=10,985(万円)・・・③

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解答解説

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