2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問40】公的介護保険

【第10問】下記の(問34)~(問40)について解答しなさい。


<設例>
北山俊和さんは国内の上場企業であるTA株式会社に勤務していたが、勤務先が募集した希望退職に応じて2018年7月に退職し、現在は無職である。そこで、今後の生活のことなどに関して、FPで税理士でもある志田さんに相談をした。なお、下記のデータは2018年9月1日現在のものである。
I.家族構成(同居家族)

Ⅱ.北山家の親族関係図

Ⅲ.北山家(俊和さんと恵子さん)の財産の状況

[資料2:負債残高]
住宅ローン:630万円(債務者は俊和さん。団体信用生命保険付き)
自動車ローン:60万円(債務者は俊和さん)

注1:解約返戻金相当額は、現時点(2018年9月1日)で解約した場合の金額である。
注2:すべての契約について、保険契約者が保険料を全額負担している。
注3:契約者配当および契約者貸付については考慮しないこと。
Ⅳ.その他
上記以外の情報については、各設問において特に指示のない限り一切考慮しないこと。


問40

俊和さんは、自分や妻に介護が必要になった場合に備え、FPの志田さんに公的介護保険制度について質問をした。公的介護保険の被保険者区分に関する下表の空欄(ア)~(ウ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。

第1号被保険者第2号被保険者
保険者( ア )
被保険者( イ )以上の者40歳以上( イ )未満の医療保険加入者
保険料の徴収( ア )が徴収医療保険者が医療保険料に含めて徴収
保険給付(介護サービス)の対象者要介護(要支援)状態になった者( ウ )、要介護(要支援)状態になった者
<語群>
1.国     2.都道府県 3.市町村および特別区
4. 65歳  5. 70歳   6. 75歳
7.交通事故等の後遺症が原因で
8.老化に伴う特定疾病が原因で
9.原因を問わず

[正解]
(ア)  (イ)  (ウ) 

[解説]

健康保険は平成30年4月から財政運営の主体が都道府県となったが、窓口は市町村および特別区である。また介護保険には健康保険のような改正はなく、従来通りである。

第1号被保険者第2号被保険者
保険者( 市町村および特別区 )
被保険者( 65歳 )以上の者40歳以上( 65歳 )未満の医療保険加入者
保険料の徴収( 市町村および特別区 )が徴収医療保険者が医療保険料に含めて徴収
保険給付(介護サービス)の対象者要介護(要支援)状態になった者( 老化に伴う特定疾病が原因で )、要介護(要支援)状態になった者


2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問39】任意継続被保険者

【第10問】下記の(問34)~(問40)について解答しなさい。


<設例>
北山俊和さんは国内の上場企業であるTA株式会社に勤務していたが、勤務先が募集した希望退職に応じて2018年7月に退職し、現在は無職である。そこで、今後の生活のことなどに関して、FPで税理士でもある志田さんに相談をした。なお、下記のデータは2018年9月1日現在のものである。
I.家族構成(同居家族)

Ⅱ.北山家の親族関係図

Ⅲ.北山家(俊和さんと恵子さん)の財産の状況

[資料2:負債残高]
住宅ローン:630万円(債務者は俊和さん。団体信用生命保険付き)
自動車ローン:60万円(債務者は俊和さん)

注1:解約返戻金相当額は、現時点(2018年9月1日)で解約した場合の金額である。
注2:すべての契約について、保険契約者が保険料を全額負担している。
注3:契約者配当および契約者貸付については考慮しないこと。
Ⅳ.その他
上記以外の情報については、各設問において特に指示のない限り一切考慮しないこと。


問39

俊和さんは、TA株式会社を退職後すぐに再就職する予定がなかったため、退職前に加入していた健康保険の任意継続被保険者となる手続きを行った。全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)における任意継続被保険者に関する次の(ア)~(エ)の記述について、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。

  1. (ア)任意継続被保険者の保険料は、被保険者本人と退職前に勤めていた会社の事業主が折半で負担する。
  2. (イ)任意継続被保険者として健康保険に加入できる期間は、退職後5年間とされる。
  3. (ウ)70歳未満の任意継続被保険者の医療費の自己負担割合は、在職中の被保険者と同様、3割である。
  4. (エ)任意継続被保険者は、一定の要件を満たす親族を被扶養者とすることができる。

[正解]
(ア) × (イ) × (ウ)  (エ) 

[解説]

<任意継続被保険者>
健康保険の被保険者期間が連続して2か月以上あった人が、退職日の翌日から20日以内に申請することで、2年間、健康保険の被保険者を継続することができる。健康保険との違いには、保険料は全額自己負担、傷病手当金や出産手当金は原則受けられないことがある。


2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問38】収益分配金

【第10問】下記の(問34)~(問40)について解答しなさい。


<設例>
北山俊和さんは国内の上場企業であるTA株式会社に勤務していたが、勤務先が募集した希望退職に応じて2018年7月に退職し、現在は無職である。そこで、今後の生活のことなどに関して、FPで税理士でもある志田さんに相談をした。なお、下記のデータは2018年9月1日現在のものである。
I.家族構成(同居家族)

Ⅱ.北山家の親族関係図

Ⅲ.北山家(俊和さんと恵子さん)の財産の状況

[資料2:負債残高]
住宅ローン:630万円(債務者は俊和さん。団体信用生命保険付き)
自動車ローン:60万円(債務者は俊和さん)

注1:解約返戻金相当額は、現時点(2018年9月1日)で解約した場合の金額である。
注2:すべての契約について、保険契約者が保険料を全額負担している。
注3:契約者配当および契約者貸付については考慮しないこと。
Ⅳ.その他
上記以外の情報については、各設問において特に指示のない限り一切考慮しないこと。


問38

俊和さんが保有する国内公募株式投資信託から受け取った収益分配金の明細は、下記<資料>のとおりである。次の記述のうち、俊和さんが受け取った収益分配金の金額(所得税および住民税を控除した後の金額)として、正しいものはどれか。なお、復興特別所得税については考慮しないこと。

<資料:収益分配金の明細>

保有口数:4,000,000口
普通分配金:10,000口当たり50円
普通分配金に係る所得税額:***円
普通分配金に係る住民税額:1,000円

(注)問題作成の都合上、一部を***としている。

  1.  15,000円
  2.  16,000円
  3.  17,000円
  4.  20,000円

[正解]  (適切)

[解説]

(求め方1)普通分配金から解く方法
・普通分配金は10,000口当たり50円なので、
 50円×4,000,000/10,000=20,000円
・所得税及び住民税は20%なので、
 20,000円×0.8=16,000円
(求め方2)住民税額から解く方法
・住民税は5%なので、
 1,000÷0.05=20,000円
・所得税及び住民税は20%なので、
 20,000円×0.8=16,000円


2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問37】国債に係る税金

【第10問】下記の(問34)~(問40)について解答しなさい。


<設例>
北山俊和さんは国内の上場企業であるTA株式会社に勤務していたが、勤務先が募集した希望退職に応じて2018年7月に退職し、現在は無職である。そこで、今後の生活のことなどに関して、FPで税理士でもある志田さんに相談をした。なお、下記のデータは2018年9月1日現在のものである。
I.家族構成(同居家族)

Ⅱ.北山家の親族関係図

Ⅲ.北山家(俊和さんと恵子さん)の財産の状況

[資料2:負債残高]
住宅ローン:630万円(債務者は俊和さん。団体信用生命保険付き)
自動車ローン:60万円(債務者は俊和さん)

注1:解約返戻金相当額は、現時点(2018年9月1日)で解約した場合の金額である。
注2:すべての契約について、保険契約者が保険料を全額負担している。
注3:契約者配当および契約者貸付については考慮しないこと。
Ⅳ.その他
上記以外の情報については、各設問において特に指示のない限り一切考慮しないこと。


問37

下記<資料>は、俊和さんが保有する2018年8月に満期を迎えた利付国債についてのものである。この国債の償還金に課される所得税および住民税の合計額を計算しなさい。なお、この国債の償還金は申告分離課税の対象となり、20%(所得税15%、住民税5%)の税率が適用されるものとし、所得控除および復興特別所得税については考慮しないこと。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。

<資料:利付国債の明細>

額面金額:1,000万円
購入価格:額面100円につき97.50円(購入時の手数料および税金については考慮しない)
保有期間:3年間


[正解] 50,000 (円)

[解説]

・償還差益
 1,000万円-975万円=25万円
・所得税及び住民税
 25万円×20%=5万円
※償還金に課せられる税なので、半年ごとの利払いとは関係ない。



2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問36】一時所得

【第10問】下記の(問34)~(問40)について解答しなさい。


<設例>
北山俊和さんは国内の上場企業であるTA株式会社に勤務していたが、勤務先が募集した希望退職に応じて2018年7月に退職し、現在は無職である。そこで、今後の生活のことなどに関して、FPで税理士でもある志田さんに相談をした。なお、下記のデータは2018年9月1日現在のものである。
I.家族構成(同居家族)

Ⅱ.北山家の親族関係図

Ⅲ.北山家(俊和さんと恵子さん)の財産の状況

[資料2:負債残高]
住宅ローン:630万円(債務者は俊和さん。団体信用生命保険付き)
自動車ローン:60万円(債務者は俊和さん)

注1:解約返戻金相当額は、現時点(2018年9月1日)で解約した場合の金額である。
注2:すべての契約について、保険契約者が保険料を全額負担している。
注3:契約者配当および契約者貸付については考慮しないこと。
Ⅳ.その他
上記以外の情報については、各設問において特に指示のない限り一切考慮しないこと。


問36

俊和さんは、加入していた養老保険が2018年8月に満期を迎え、満期保険金を一括で受け取った(下記<資料>参照)。俊和さんの2018年分の所得税において、総所得金額に算入すべき一時所得の金額として、正しいものはどれか。なお、俊和さんには、この満期保険金の一括受取金以外に一時所得の対象となるものはないものとする。

<資料:養老保険の明細>

払込保険料の総額: 430万円
満期保険金:    500万円
保険期間:      10年間

  1.  10万円
  2.  20万円
  3.  35万円
  4.  70万円

[正解]  (不適切)

[解説]

「一時所得」ではなく、「総所得金額に算入すべき一時所得」を求める。
・一時所得
500万円-430万円-50万円=20万円
・総所得金額に算入すべき一時所得
20万円×1/2=10万円


2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問35】所得税額

【第10問】下記の(問34)~(問40)について解答しなさい。


<設例>
北山俊和さんは国内の上場企業であるTA株式会社に勤務していたが、勤務先が募集した希望退職に応じて2018年7月に退職し、現在は無職である。そこで、今後の生活のことなどに関して、FPで税理士でもある志田さんに相談をした。なお、下記のデータは2018年9月1日現在のものである。
I.家族構成(同居家族)

Ⅱ.北山家の親族関係図

Ⅲ.北山家(俊和さんと恵子さん)の財産の状況

[資料2:負債残高]
住宅ローン:630万円(債務者は俊和さん。団体信用生命保険付き)
自動車ローン:60万円(債務者は俊和さん)

注1:解約返戻金相当額は、現時点(2018年9月1日)で解約した場合の金額である。
注2:すべての契約について、保険契約者が保険料を全額負担している。
注3:契約者配当および契約者貸付については考慮しないこと。
Ⅳ.その他
上記以外の情報については、各設問において特に指示のない限り一切考慮しないこと。


問35

俊和さんが2018年8月に受け取った退職一時金(下記<資料>参照)から源泉徴収された所得税額として、正しいものはどれか。なお、俊和さんは、退職に際して「退職所得の受給に関する申告書」を適正に提出している。また、復興特別所得税については考慮しないこと。

  1. 3,360,000円
  2. 4,008,000円
  3. 4,644,000円
  4. 5,544,000円

[正解]  (適切)

[解説]

・勤続年数(1年未満切り上げ)
 31年4ヶ月⇒32年
・退職所得控除
 800万円+70万円×(32-20)=1,640万円
・退職所得
 (5,000万円-1,640万円)×1/2=1,680万円
・所得税
 1,680万円×33%-153.6万円=400.8万円


[要点のまとめ]

<退職所得>
(1) 退職所得
 (収入金額-退職所得控除額)✕1/2
(2) 退職所得控除額
・勤務20年超 800万円+70万円✕(勤務年数-20年)
・勤務20年以下 40万円✕勤務年数(最低80万円)
※勤務20年以下は1年につき40万円、勤務20年超は1年につき70万円の控除額である。このことを理解しておけば、上記のように勤務年数に分けて式を覚える必要がない。
(3) 2分の1できない場合
役員等一定の者が退職金を受け取る場合で、勤続年数が5年以下の場合は、2分の1することができない。
(4) 退職所得の受給に関する申告書
退職所得の受給に関する申告書を提出すれば、税金が源泉徴収される。提出しない場合は、一律20.42%の源泉徴収が行われ、確定申告で清算する。


2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問34】バランスシート分析

【第10問】下記の(問34)~(問40)について解答しなさい。


<設例>
北山俊和さんは国内の上場企業であるTA株式会社に勤務していたが、勤務先が募集した希望退職に応じて2018年7月に退職し、現在は無職である。そこで、今後の生活のことなどに関して、FPで税理士でもある志田さんに相談をした。なお、下記のデータは2018年9月1日現在のものである。
I.家族構成(同居家族)

Ⅱ.北山家の親族関係図

Ⅲ.北山家(俊和さんと恵子さん)の財産の状況

[資料2:負債残高]
住宅ローン:630万円(債務者は俊和さん。団体信用生命保険付き)
自動車ローン:60万円(債務者は俊和さん)

注1:解約返戻金相当額は、現時点(2018年9月1日)で解約した場合の金額である。
注2:すべての契約について、保険契約者が保険料を全額負担している。
注3:契約者配当および契約者貸付については考慮しないこと。
Ⅳ.その他
上記以外の情報については、各設問において特に指示のない限り一切考慮しないこと。


問34

FPの志田さんは、まず現時点(2018年9月1日)における北山家(俊和さんと恵子さん)のバランスシート分析を行うこととした。下表の空欄(ア)に入る数値を計算しなさい。

<北山家(俊和さんと恵子さん)のバランスシート>                (単位:万円)

         [資産]
金融資産             
 預貯金等            ×××
 債券              ×××
 株式等             ×××
 生命保険(解約返戻金相当額)  ×××
不動産             
 土地(自宅)          ×××
 建物(自宅)          ×××
 土地(貸駐車場)        ×××
 その他(動産等)        ×××
[負債]
住宅ローン             ×××
自動車ローン             ×××
負債合計               ×××
[純資産]             ( ア )
資産合計               ×××負債・純資産合計           ×××

[正解] 34,750 (万円)

[解説]

俊和さんと恵子さんの資産や解約返戻金を確実に合計できれば正解できるだろう。

         [資産]
金融資産            
 預貯金等             9,060
 債券               2,250
 株式等              2,420
 生命保険(解約返戻金相当額)   1,880
不動産            
 土地(自宅)          10,340
 建物(自宅)           680
 土地(貸駐車場)         8,340
 その他(動産等)         470
[負債]
住宅ローン             630
自動車ローン             60
負債合計               690
[純資産]           ( 34,750 )
資産合計            35,440負債・純資産合計           35,440


2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問33】老齢基礎年金

【第9問】下記の(問27)~(問33)について解答しなさい。


浜松慎一さんは、民間企業に勤務する会社員である。慎一さんと妻の麗子さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある杉野さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも2018年9月1日現在のものである。

氏名続柄生年月日年齢職業等
浜松 慎一本人1974年8月29日44歳会社員(正社員)
麗子1973年5月1日45歳パートタイマー
翔太長男2001年7月21日17歳高校生
玲奈長女2004年6月12日14歳中学生

[収入金額(2017年)]
・慎一さん:給与収入750万円。給与収入以外の収入はない。
・麗子さん:給与収入98万円。給与収入以外の収入はない。
[金融資産(時価)]
・慎一さん名義
 銀行預金(普通預金):100万円
 銀行預金(定期預金):250万円
・麗子さん名義
 銀行預金(普通預金):50万円
 銀行預金(定期預金):20万円
[住宅ローン]
契約者:慎一さん
借入先:SA銀行
借入時期:2008年4月
借入金額:3,500万円
返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
金利:年3.00%
返済期間:35年間
[保険]
・ 定期保険A:保険金額2,500万円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は慎一さんである。
・ 学資保険B:保険金額200万円。保険契約者(保険料負担者)は慎一さん、被保険者は翔太さんである。18歳満期。
・ 低解約返戻金型終身保険C:保険金額250万円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は慎一さんである。
・ 火災保険D:保険金額1,000万円。保険の目的は「建物」。保険期間は35年。保険契約者(保険料負担者)は慎一さんである。

問33

麗子さんは、50歳になるまで現在のパート勤務を続け、その後は個人事業主として喫茶店を営むことを考えている。麗子さんの公的年金加入歴(見込みを含む)が下記<資料>のとおりである場合、麗子さんの老齢基礎年金の受給資格期間に算入される期間として、正しいものはどれか。

  1. 216月
  2. 420月
  3. 444月
  4. 456月

[正解]  (不適切)

[解説]

未納期間は受給資格期間に算入できない。
よって、36月+60月+240月+120月=456月


2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問32】国民年金基金

【第9問】下記の(問27)~(問33)について解答しなさい。


浜松慎一さんは、民間企業に勤務する会社員である。慎一さんと妻の麗子さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある杉野さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも2018年9月1日現在のものである。

氏名続柄生年月日年齢職業等
浜松 慎一本人1974年8月29日44歳会社員(正社員)
麗子1973年5月1日45歳パートタイマー
翔太長男2001年7月21日17歳高校生
玲奈長女2004年6月12日14歳中学生

[収入金額(2017年)]
・慎一さん:給与収入750万円。給与収入以外の収入はない。
・麗子さん:給与収入98万円。給与収入以外の収入はない。
[金融資産(時価)]
・慎一さん名義
 銀行預金(普通預金):100万円
 銀行預金(定期預金):250万円
・麗子さん名義
 銀行預金(普通預金):50万円
 銀行預金(定期預金):20万円
[住宅ローン]
契約者:慎一さん
借入先:SA銀行
借入時期:2008年4月
借入金額:3,500万円
返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
金利:年3.00%
返済期間:35年間
[保険]
・ 定期保険A:保険金額2,500万円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は慎一さんである。
・ 学資保険B:保険金額200万円。保険契約者(保険料負担者)は慎一さん、被保険者は翔太さんである。18歳満期。
・ 低解約返戻金型終身保険C:保険金額250万円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は慎一さんである。
・ 火災保険D:保険金額1,000万円。保険の目的は「建物」。保険期間は35年。保険契約者(保険料負担者)は慎一さんである。

問32

慎一さんの弟の武志さん(40歳)は、現在、個人事業主として防水工事業を営んでいる。武志さんは老後の生活のために国民年金基金に加入することを検討しており、FPの杉野さんに質問をした。国民年金基金に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 国民年金基金には、国民年金保険料を納付している国民年金の第1号被保険者のほか、日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満の国民年金の任意加入者も加入できる。
  2. 月々の掛金の上限は、原則として68,000円であり、掛金の全額が社会保険料控除の対象となる。
  3. 国民年金基金に加入している者は、個人型確定拠出年金に加入できない。
  4. 国民年金基金の老齢年金には終身年金と確定年金があり、受け取った年金は、雑所得として公的年金等控除の対象となる。

[正解]  (不適切)

[解説]

国民年金基金に入ると付加できないのは付加年金である。国民年金基金と個人型確定拠出年金は併用できる。


2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問31】健康保険

【第9問】下記の(問27)~(問33)について解答しなさい。


浜松慎一さんは、民間企業に勤務する会社員である。慎一さんと妻の麗子さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある杉野さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも2018年9月1日現在のものである。

氏名続柄生年月日年齢職業等
浜松 慎一本人1974年8月29日44歳会社員(正社員)
麗子1973年5月1日45歳パートタイマー
翔太長男2001年7月21日17歳高校生
玲奈長女2004年6月12日14歳中学生

[収入金額(2017年)]
・慎一さん:給与収入750万円。給与収入以外の収入はない。
・麗子さん:給与収入98万円。給与収入以外の収入はない。
[金融資産(時価)]
・慎一さん名義
 銀行預金(普通預金):100万円
 銀行預金(定期預金):250万円
・麗子さん名義
 銀行預金(普通預金):50万円
 銀行預金(定期預金):20万円
[住宅ローン]
契約者:慎一さん
借入先:SA銀行
借入時期:2008年4月
借入金額:3,500万円
返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
金利:年3.00%
返済期間:35年間
[保険]
・ 定期保険A:保険金額2,500万円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は慎一さんである。
・ 学資保険B:保険金額200万円。保険契約者(保険料負担者)は慎一さん、被保険者は翔太さんである。18歳満期。
・ 低解約返戻金型終身保険C:保険金額250万円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は慎一さんである。
・ 火災保険D:保険金額1,000万円。保険の目的は「建物」。保険期間は35年。保険契約者(保険料負担者)は慎一さんである。

問31

慎一さんは、2018年7月にケガによる療養のため休業したことから、健康保険の傷病手当金についてFPの杉野さんに相談をした。慎一さんの休業に関する状況が下記<資料>のとおりである場合、慎一さんに支給される1日当たりの傷病手当金の額として、正しいものはどれか。なお、慎一さんは、全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)の被保険者である。また、記載以外の傷病手当金の受給要件はすべて満たしているものとする。

<資料>

[慎一さんのデータ]
・ 支給開始日以前の継続した12ヵ月間の各月の標準報酬月額を平均した額は、450,000
円である。
・ 慎一さんが休業した日について、1日当たり3,000円の給与が支給された。
・ 休業した日については、労務不能と認められている。
[傷病手当金の1日当たりの支給額]
「支給開始日以前の継続した12ヵ月間の各月の標準報酬月額を平均した額」÷30日×2/3

  1.     0円
  2.  7,000円
  3.  8,000円
  4. 10,000円

[正解]  (不適切)

[解説]

傷病手当金は、3日連続休業して4日目から支給される。本問は、傷病手当金の要件を満たすかどうかではなく、1日当たりの傷病手当金を資料に基づいて算出する問題である。
・傷病手当金の1日当たりの支給額
 450,000円÷30日×2/3=10,000円
給与が支給されていると、その分は差し引かれるため、
10,000円-3,000円=7,000円