問題 37
次のうち、給与所得者が年末調整により適用を受けることができる所得控除はどれか。
- 所有する資産が災害により損害を被ったことによる雑損控除
[解答解説] ×
給与所得者であっても確定申告が必要である。 - 自己および配偶者に係る医療費を支払ったことによる医療費控除
[解答解説] ×
給与所得者であっても確定申告が必要である。 - 扶養親族に係る国民年金保険料を支払ったことによる社会保険料控除
[解答解説] ○
国民年金保険には扶養親族という仕組みがないため、支払った人の所得から社会保険料控除をすることができる。 - 地方公共団体に金銭を寄附したことによる寄附金控除
[解答解説] ×
給与所得者であっても確定申告が必要である。
[解答] 3
[補足]
所得控除は、
・人的控除 :配偶者控除・配偶者特別控除・扶養控除・障碍者控除・寡婦(寡夫)控除・勤労学生控除・基礎控除
・物的控除 :雑損控除・医療費控除・社会保険料控除・小規模企業共済等掛金控除・生命保険料控除・地震保険料控除・寄附金控除
がある。
解答解説