問題5
厚生年金保険に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 厚生年金保険法に定める業種であって、常時5人以上の従業員を使用している個人事業所は、厚生年金保険の強制適用事業所となる。
- 厚生年金保険の適用事業所に常時使用される70歳以上の者で、老齢基礎年金の受給権を有する者は、厚生年金保険の被保険者とならない。
- 厚生年金保険の標準報酬月額は、被保険者の報酬月額に基づき区分され、62万円を上限とされている。
- 育児休業等をしている被保険者に係る厚生年金保険の保険料は、所定の手続きにより、被保険者負担分が免除されるが、事業主負担分は免除されない。
[正解] 4 (不適切)
- 厚生年金保険法に定める業種であって、常時5人以上の従業員を使用している個人事業所は、厚生年金保険の強制適用事業所となる。
- 厚生年金保険の適用事業所に常時使用される70歳以上の者で、老齢基礎年金の受給権を有する者は、厚生年金保険の被保険者とならない。
- 厚生年金保険の標準報酬月額は、被保険者の報酬月額に基づき区分され、62万円を上限とされている。
- 育児休業等をしている被保険者に係る厚生年金保険の保険料は、所定の手続きにより、被保険者負担分が免除されるが、事業主負担分は免除されない。
[解説]
「常時5人以上の従業員を使用している」ことが基準となる。
[解説]
厚生年金保険の被保険者になれるのは70歳までである。
[解説]
厚生年金保険の標準報酬月額は、62万円が上限である。
[解説]
育児休業、産前産後休業ともに、厚生年金保険料は、事業主も免除される。健康保険料も同じである。