問題21
銀行等の金融機関で取り扱う預金商品の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 普通預金は、預入期間の定めのない流動性預金であり、給与や年金などの自動受取口座として利用することができる。
- 貯蓄預金は、預入期間の定めのない流動性預金であり、公共料金などの自動支払口座として利用することができる。
- 法人がスーパー定期預金を預け入れる場合は、単利型または半年複利型のいずれかを選択することができる。
- 年0.025%の金利が適用される定期預金(単利型)に1億円を1年間預け入れた場合、所得税、復興特別所得税および住民税の源泉徴収(特別徴収)後の手取りの利息は、2万円である。
[正解] 1 (適切)
- 普通預金は、預入期間の定めのない流動性預金であり、給与や年金などの自動受取口座として利用することができる。
- 貯蓄預金は、預入期間の定めのない流動性預金であり、公共料金などの自動支払口座として利用することができる。
- 法人がスーパー定期預金を預け入れる場合は、単利型または半年複利型のいずれかを選択することができる。
- 年0.025%の金利が適用される定期預金(単利型)に1億円を1年間預け入れた場合、所得税、復興特別所得税および住民税の源泉徴収(特別徴収)後の手取りの利息は、2万円である。
[解説]
普通預金は流動性の高い資産で、自動受取口座としても利用できる。
[解説]
貯蓄預金は,出し入れ自由だが、自動支払口座としての利用はできない。
[解説]
いずれかを選択できるのは、個人だけである。
[解説]
1億円×0.025%=25,000円
税金は20.315%なので、税金は5,078円
よって、手取りの利息額は、25,000-5,078=19,922円 となる。
[要点のまとめ]
貯蓄型金融商品
貯蓄型金融商品
1 利息計算
1. 利息額の求め方
(1) n年後の元金+利息額を求めるには、次の算式を使う。
n年後の元利合計額 = 元金 × (1 + 年利率) \(^{n}\)
(2) n年後の利息額を求めるには、次の算式を使う。
n年後の元利合計額 = 元金 × 年利率\(^{n}\)
2. 電卓で累乗計算をする
(例)3乗の場合
(1) カシオ系:「× 2回」、「= 2回」
(2) シャープ系:「× 1回」、「= 2回」
2 ゆうちょ銀行
1. 預入限度額
・1預金者につき通常預金1,300万円、定期性貯金1,300万円の合計2,600万円が預入限度額となる。
・2016年4月に1,000万円から1,300万円に増額
2019年4月に合計2,600万円に増額
コメント
解答解説の計算結果が間違っています。
修正いたしました。
ご指摘ありがとうございます。