2級FP過去問解説(学科)2016年9月【問題11】

問題 11
保険法に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 保険契約者または被保険者になる者は、生命保険契約の締結に際し、保険会社から告知を求められた事項以外に保険事故の発生の可能性に関する重要な事項があれば、その者が自発的に判断して事実の告知をしなければならない。

    [解答解説] ×
    不適切である。
    保険契約では、告知を求められた事項のみ答えればよい。なお、告知事項以外の内容を答えてしまい、それが健康条件等に引っかかると加入できないこともある。

  2. 保険契約者が民法所定の方式に従った遺言により死亡保険金受取人の変更をしていたとしても、その遺言によって、保険金受取人の変更をすることはできない。

    [解答解説] ×
    不適切である。
    遺言による死亡保険金受取人の変更は認められている。

  3. 被保険者と保険契約者が異なる傷害疾病定額保険契約は、給付事由が傷害疾病による死亡のみである場合は当該被保険者の同意がなくても、その効力を生ずる。

    [解答解説] ×
    不適切である。
    契約者と被保険者が異なる契約の場合、原則、契約締結時に、被保険者の同意が必要である。
    なお、被保険者が保険金受取人である場合は、同意は不要とされている(保険法第67条)。ただ、実務上、一定金額を超える契約の場合は、同意を求められる。

  4. 保険法における告知制度や保険金の支払時期等に関する規定よりも保険契約者等(保険契約者、被保険者、保険金受取人)に不利な内容の約款の定めは、海上保険契約等適用除外となる保険契約を除き、無効とされる。

    [解答解説] ◯
    適切である。
    保険法の規定よりも保険契約者等に不利な内容の約款の定めは無効となる。ちなみに、これは片務的強行規定とよばれる。保険法には、反する内容であっても無効にならない「任意規定」、反する内容は無効となる「絶対的強行規定」、保険契約者等が不利なら無効になる「片務的強行規定」がある。

[解答] 4
[補足]

解答解説


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