問題24
株式の信用取引に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 委託保証金は、現金以外に有価証券でも代用することができるため、信用取引口座を開設している証券会社に管理を委託している現物の上場株式等を活用して取引することができる。
- 委託保証金率が30%である場合に、30万円の委託保証金を金銭で差し入れたときは、約定金額100万円まで新規建てすることができる。
- 信用取引を開始した後に相場が変動しても、追加で保証金を請求されることはないため、損失は当初の委託保証金の範囲に限定される。
- 信用取引では、「買い」から取引を開始することも、「売り」から取引を開始することもできる。
[正解] 3 (不適切)
- 委託保証金は、現金以外に有価証券でも代用することができるため、信用取引口座を開設している証券会社に管理を委託している現物の上場株式等を活用して取引することができる。
- 委託保証金率が30%である場合に、30万円の委託保証金を金銭で差し入れたときは、約定金額100万円まで新規建てすることができる。
- 信用取引を開始した後に相場が変動しても、追加で保証金を請求されることはないため、損失は当初の委託保証金の範囲に限定される。
- 信用取引では、「買い」から取引を開始することも、「売り」から取引を開始することもできる。
[解説]
有価証券でも代用できる。
[解説]
30万円÷30%=100万円まで取引することができる。逆に言えば、100万円の取引を希望する場合、100万円×30%=30万円の委託保証金が必要である。
[解説]
信用取引は少額の資金で売買ができる取引であり、相場の変動によっては委託保証金以上の損益が発生する。
[解説]
「売り」から取引できることが信用取引の特徴である。現物取引は、買って売るしかない。