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問題 17
任意加入の自動車保険の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。なお、記載のない特約については考慮しないものとする。
- 対人賠償保険では、被保険者が自動車事故により他人を死傷させ法律上の損害賠償責任を負った場合、自動車損害賠償責任保険から支払われるべき部分を除いて保険金支払いの対象となる。
[解答解説] ○
適切である。親族ではない他人が対象で、さらに自賠責保険から支払われる保険金を超える部分が補償の対象となる。 - 対物賠償保険では、被保険者が自動車を運転中に他の自動車に誤って追突し、相手車両の損害に対して法律上の損害賠償責任を負った場合、保険金支払いの対象となる。
[解答解説] ○
適切である。対物賠償保険は相手車両の損害に対して補償を受けることができる。 - 人身傷害補償保険では、自動車事故により被保険者が死傷した場合、被保険者自身の過失部分を除いた損害についてのみ、保険金支払いの対象となる。
[解答解説] ×
不適切である。人身傷害補償保険は自己の過失部分を含めて、示談を待たずに支払われる。 - 車両保険では、特約を付帯しない場合、地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする損害は保険金支払いの対象とならない。
[解答解説] ○
適切である。車両保険は、火災や盗難、台風・洪水などによった損害は対象だが地震や噴火、津波による損害は対象外である。
[解答] 3
[補足]
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