2級FP過去問解説(学科)2017年9月【問題54】

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問題 54
遺産分割に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 被相続人は、遺言によって、相続開始の時から10年間、遺産の分割を禁ずることができる。

    [解答解説] ×
    不適切である。被相続人は遺言で遺産の分割を禁じることができるが、期間は相続開始時から5年以内である。

  2. 遺産の分割は、遺産に属する物または権利の種類および性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態および生活の状況その他一切の事情を考慮して行うものとされている。

    [解答解説] ○
    適切である。民法第906条で「産の分割は、遺産に属する物または権利の種類および性質、各相続人の年齢、職業、心身の状態および生活の状況その他一切の事情を考慮して行う」とされている。遺産分割協議や限定承認で相続人全員そろわなければならないことからもわかる。

  3. 遺産の分割について、共同相続人間で協議が調わないとき、または協議をすることができないときは、各共同相続人は、その分割を家庭裁判所に請求することができる。

    [解答解説] ○
    適切である。家庭裁判所で話し合われる調停が行われるが、それでも協議が調わないときは家庭裁判所による審判が行われる。審判では法定相続分による遺産分割が行われる。

  4. 協議分割においては、共同相続人全員が合意すれば、必ずしも法定相続分に従って遺産を分割する必要はない。

    [解答解説] ○
    適切である。共同相続人全員が合意すれば、法定相続分はもちろん、遺言に従って分割する必要はない。

[解答] 1
[補足]

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