問題28
アセットアロケーションに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- アセットアロケーションとは、投資資金を複数の資産クラス(株式、債券および不動産等)に配分することである。
- アセットアロケーションを決める際に、外貨建ての金融商品は、為替の変動リスクやカントリーリスクなどもあるため、投資対象には含めない。
- 各資産クラスの投資金額ではなくリスク量が同等になるように配分比率を調整するリスクパリティ運用(戦略)においては、特定の資産クラスのボラティリティが上昇した場合、当該資産を売却する。
- 運用期間を通して、定められた各資産クラスの投資金額の配分比率を維持する方法の一つとして、値上がりした資産クラスを売却し、値下がりした資産クラスを購入するリバランスという方法がある。
[正解] 2 (不適切)
[解説]
- アセットアロケーションとは、投資資金を複数の資産クラス(株式、債券および不動産等)に配分することである。
- アセットアロケーションを決める際に、外貨建ての金融商品は、為替の変動リスクやカントリーリスクなどもあるため、投資対象には含めない。
- 各資産クラスの投資金額ではなくリスク量が同等になるように配分比率を調整するリスクパリティ運用(戦略)においては、特定の資産クラスのボラティリティが上昇した場合、当該資産を売却する。
- 運用期間を通して、定められた各資産クラスの投資金額の配分比率を維持する方法の一つとして、値上がりした資産クラスを売却し、値下がりした資産クラスを購入するリバランスという方法がある。
[解説]
適切である。アセットアロケーションとは、投資資金を複数の資産クラス(株式、債券および不動産等)に配分することである。
[解説]
不適切である。外貨建ての金融商品も投資対象に含める。そもそも円建ての金融商品だけでは価格変動リスクが高くなるため、外貨建ての金融商品を含める必要がある。
[解説]
適切である。各資産クラスの投資金額ではなくリスク量が同等になるように配分比率を調整するリスクパリティ運用(戦略)においては、特定の資産クラスのボラティリティが上昇した場合、当該資産を売却する。
[解説]
適切である。運用期間を通して、定められた各資産クラスの投資金額の配分比率を維持する方法の一つとして、値上がりした資産クラスを売却し、値下がりした資産クラスを購入するリバランスという方法がある。
[要点のまとめ]
ポートフォリオ運用
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