問題40
決算書に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- 損益計算書の売上総利益の額は、売上高の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。
- 損益計算書の経常利益の額は、営業利益の額に営業外収益・営業外費用の額を加算・減算した額である。
- 貸借対照表の資産の部の合計額は、負債の部の合計額と一致する。
- 損益計算書の法人税等の額は、貸借対照表の純資産の額に税率を乗じて算出した額である。
[正解] 2 (適切)
[解説]
- 損益計算書の売上総利益の額は、売上高の額から販売費及び一般管理費の額を差し引いた額である。
- 損益計算書の経常利益の額は、営業利益の額に営業外収益・営業外費用の額を加算・減算した額である。
- 貸借対照表の資産の部の合計額は、負債の部の合計額と一致する。
- 損益計算書の法人税等の額は、貸借対照表の純資産の額に税率を乗じて算出した額である。
[解説]
不適切である。損益計算書の売上総利益の額は、売上高の額から売上原価を差し引いた額である。
[解説]
適切である。損益計算書の経常利益の額は、営業利益の額に営業外収益・営業外費用の額を加算・減算した額である。
[解説]
不適切である。貸借対照表の資産の部の合計額は、負債の部と純資産の額を合計した額と一致する。
[解説]
不適切である。法人税額の計算は、会計上の数値を調整して行われる(税務調整)。また貸借対照表の純資産の額は、会計上の利益でもない。