(個人資産)2級FP 2018年5月 問15

《設 例》
Aさん(75歳)は、昨年病気で入院したのを機に自身の相続について考えるようになり、公正証書遺言の作成を検討している。Aさんには、妻Bさん(72歳)との間に長女Cさん(50歳)および二女Dさん(48歳)の2人の実子がいるが、長女Cさんの子Fさん(18歳)と、二女Dさんの子Gさん(20歳)とそれぞれ養子縁組を行っている。
Aさんは、平成28年に二女Dさんに住宅取得の資金として現金500万円の贈与を行っており、二女Dさんは、その全額について、「直系尊属から住宅取得等資金の贈与を受けた場合の贈与税の非課税制度」の適用を受けた。
Aさんの親族関係図および主な財産の状況等は、以下のとおりである。

〈Aさんの主な財産の状況(相続税評価額)〉
・預貯金 :1億5,000万円
・有価証券(上場株式) :5,000万円
・自宅の敷地(400㎡) :1億円
(「小規模宅地等についての相続税の課税価格の計算の特例」適用前)
・自宅の家屋 :2,500万円
〈Aさんが加入している生命保険に関する資料〉
・保険の種類 :終身保険
・契約者(=保険料負担者)・被保険者 :Aさん
・死亡保険金受取人 :妻Bさん
・死亡保険金額 :3,000万円
※上記以外の条件は考慮せず、各問に従うこと。

問15

仮に、Aさんの相続が現時点(平成30年5月27日)で開始し、Aさんの相続における課税遺産総額(課税価格の合計額-遺産に係る基礎控除額)が2億4,000万円であった場合の相続税の総額を計算した下記の表の空欄①~④に入る最も適切な数値を解答用紙に記入しなさい。〈答〉は万円単位とすること。なお、問題の性質上、明らかにできない部分は「□□□」で示してある。

[解答]

① 5,400(万円) ② 3,100(万円) ③ 600(万円) ④ 4,900(万円)

[解説]
(a) 課税価格の合計額
 ※下記の(b)より、2億9,400万円
(b) 遺産に係る基礎控除額
 法定相続人の数は、実子1人いるため4人となる。
 3,000万円+600万円×4=5,400万円・・・①
(c) 相続税の総額
・法定相続分で相続した場合の遺産額
 妻Bさん:2億4,000万円×1/2=1億2,000万円
 長女Cさん:2億4,000万円×1/6=4,000万円
 二女Dさん、養子1人分、いずれも4,000万円
 ※相続税の総額を計算する際の法定相続分も、実子がいる場合は養子1人まで。
・相続税の額
 妻Bさん:1億2,000万円✕40%-1,700万円=3,100万円・・・②
 長女Cさん:4,000万円✕20%-200万円=600万円
 3,100万円+600万円×3=4,900万円・・・④

解答解説[表示]


<解説・みんなの評価>

「かなり分かりやすい解説だった」⇒ ☆5
「分かりやすい解説だった」⇒ ☆4
「もう少し詳しく解説してほしい」⇒ ☆3
「解説が分かりにくかった」⇒ ☆2
「解説に間違いがあった」⇒ ☆1
で評価をお願いします。解説の見直しに利用させていただきます。

解説に間違いがあった解説が分かりにくかったもう少し詳しく解説してほしい分かりやすい解説だったかなり分かりやすい解説だった
読み込み中...