【2019年度】おすすめ3級FP参考書・テキスト&問題集

【2019年度】おすすめ3級FP参考書・テキスト&問題集

市販の参考書・問題集を紹介しています。ただ2級合格もお考えの場合、書籍代・学習効率を考えると、FP通信講座を利用しても負担はそれほど大きくなりません。3級のみでも教材費込みで4,000円程度で受けられる講座もありますので、【2019年度】徹底11社比較!FP・ファイナンシャルプランナー通信講座もご覧いただき、検討してみてください。

FP講師が本気で選ぶ独学者向け教材


解説を重視したい人向け

FP技能検定教本3級

きんざいファイナンシャル・プランナーズ・センター(著/編集)

価 格:(4.0)
著 者:(5.0)
出版社:(5.0)
構 成:(4.5)
評 価:(4.5)
総 合:A (23/25)

書籍の詳細や評価を見る

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きんざい3級FP教本(上

解説の文章量が多く、読んで理解するのに長けている教材です。必要な個所は表や図でしっかりとまとまっています。黒と赤の二色刷りでシンプルなため、自分で重要な個所をマーカーし目立たせることができます。6課目とも仕事とは関係がなく初めて学ぶことが多い人は、この教材を読むことから始めてもいいでしょう。また出題内容を各参考書と照らし合わせると、きんざいの参考書だけ解説している場合がごくたまにあります。

一方、「解説」中心の参考書であることから、視覚的にまとまっている参考書としては他の参考書の方が優れています。テキストが上下2分冊となっており、持ち運び等を考えると不便に感じる人もいるかもしれません。ただ分厚いより2分冊の方がいい場合もあり、また問題集は学科と実技に分かれているため、別々に受検する人にも対応しています。加えて実技の問題集は実技の種類別(個人資産や生命顧客)にも分かれています。

執筆や編集に関わっている人が資格保有者かどうかわかりませんが、FP試験の実施機関であることから、保有しているとみなしています。また、あまり知られていませんが、きんざいでは2級FP技能士(AFP)受検対策講座(通信講座)を実施しています。これらを踏まえても、信頼できる解説をしていると判断できます。

【きんざい】FP技能検定教本(概要)

価格参考書:3,240円(税込)
問題集(学科):2,047円(税込)
問題集(実技):1,404円(税込)
合計額9,931円(税込)/4冊
出版社
著 者
きんざいファイナンシャル・プランナーズ・センター
基本セット
参考書・問題集
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関連書籍これであなたも一発合格! FP3級
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模擬試験きんざいでは模擬試験の販売もしています。ファミマプリント版もありますので、最後の力試しをしたい方は確認してみてください。きんざいの詳細ページへ
(評価の基準)
  • 【価 格】:学科と実技両方、参考書・テキストと問題集、すべて揃えた場合の価格で評価しています。8,000円未満を「5」とし、8,000円以上16,000円未満を「4」、16,000円以上を「3」としています。
  • 【著 者】:著者がCFP®認定者・1級FP保有者で指導経験があれば「5」、経験がなければ「4.5」、AFP認定者・2級FP保有者で指導経験があれば「4」、経験がなければ「3.5」、いずれの記載もない場合は「3」としています。
  • 【出版社】:出版社が資格指導に関わっていれば「5」、そうでなければ「4」としています。なお、きんざいは試験機関であるため「5」としています。
  • 【構 成】:参考書や問題集としての見やすさ、配色、学習のしやすさなどの観点から評価しています。
  • 【評 価】:個人的な評価をしています。
  • 【総 合】:満点を30(25)とし、25(20)以上をA、20(15)~24(19)をB、15(10)~19(14)をCとしています。
  • ※なお、サイト上に記載がない場合(見当たらない場合も含む)は、一律「3」としています。


最もお気に入りの一冊

史上最強のFP3級

オフィス海(著)/高山一恵(監修)

価 格:(5.0)
著 者:(4.5)
出版社:(4.0)
構 成:(5.0)
評 価:(5.0)
総 合:A (23.5/25)

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史上最強のFP3級

個人的に「暗記(まとめ)」を中心構成とする参考書の中で、最も気に入っている参考書です。フルカラーテキストですが、文字の装飾は少なめでマーカーなどで印をつけやすく、また欄外のある2列構成となっているため、重要な用語の意味やワンポイント解説などが一目で分かるようになっています。

ある内容についてどのように解説しているか各参考書を参照した際には、最も分かりやすく、誤解の少ない表現になっており、内容面で安心して使用できる参考書となっています。

この参考書は、試験問題のカバー率を売りにしていますが、この点は評価の対象としておりません。カバー率を高めると出題頻度の低い内容も覚える必要が出てくるためです。またカバー率で言えば、「きんざい」の参考書の方がよさそうです。無駄が多い内容になっているかというとそういうわけではありません。他の参考書もおそらくカバー率を計算すれば高い数値になると思われ、極端に無駄な内容や出題頻度の低い内容が掲載されているとも考えにくいです。ただ改訂するたびにこのカバー率を計算しているためか、修正などのメンテナンスはしっかり行われている気がしています。

【ナツメ社】史上最強のFP3級(概要)

価格参考書:1,620円(税込)
問題集:1,620円(税込)
合計額3,240円(税込)/2冊
著 者オフィス海(著)/高山一恵(監修)
基本セット
参考書・問題集
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(評価の基準)
  • 【価 格】:学科と実技両方、参考書・テキストと問題集、すべて揃えた場合の価格で評価しています。8,000円未満を「5」とし、8,000円以上16,000円未満を「4」、16,000円以上を「3」としています。
  • 【著 者】:著者がCFP®認定者・1級FP保有者で指導経験があれば「5」、経験がなければ「4.5」、AFP認定者・2級FP保有者で指導経験があれば「4」、経験がなければ「3.5」、いずれの記載もない場合は「3」としています。
  • 【出版社】:出版社が資格指導に関わっていれば「5」、そうでなければ「4」としています。なお、きんざいは試験機関であるため「5」としています。
  • 【構 成】:参考書や問題集としての見やすさ、配色、学習のしやすさなどの観点から評価しています。
  • 【評 価】:個人的な評価をしています。
  • 【総 合】:満点を30(25)とし、25(20)以上をA、20(15)~24(19)をB、15(10)~19(14)をCとしています。
  • ※なお、サイト上に記載がない場合(見当たらない場合も含む)は、一律「3」としています。


カラフルで分かりやすい

みんなが欲しかった! FPの教科書 3級

TAC出版/滝澤 ななみ(著)

価 格:(5.0)
著 者:(3.0)
出版社:(5.0)
構 成:(4.0)
評 価:(4.0)
総 合:A (21/25)

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【TAC】FP技能検定教本3級

版を重ね、完成形に近く、参考書としての信頼性は高いです。手書き風の説明を随所に取り入れカラフルな構成になっているため、見やすくなっています。かなり分厚いですが、出題範囲を網羅していると思われます。フルカラーを存分に生かした、カラフルな印象の強い教材です。配色が上手でわかりやすいです。どちらかと言えば、読んで覚える人向けの参考書と言えます。

ただ少し分かりにくく、勘違いしてしまいそうな解説があり、細かい誤りがそのまま残っていたりと気になる点もあります。
また、文字に色が付き過ぎていて、マーカーなどを引くには使いにくく、参考書に書き込んで、自分用に「作り上げ」たい人には使いにくいかもしれません。加えて、色による内容の区別で重要度合いを判断しないようにしなければなりません。「色が付いていない=出題頻度が低い」という訳ではありませんので注意しましょう。

著者につきましては、サイト検索でわかる範囲ですが、FPの講師が作成しているわけではなさそうです。

【TAC】FP技能検定教本3級(概要)

価格参考書:1,728円(税込)
問題集:1,620円(税込)
合計額3,348円(税込)/2冊
著 者TAC出版/滝澤 ななみ(著)
基本セット
参考書・問題集
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関連書籍「スッキリ」シリーズ
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(評価の基準)
  • 【価 格】:学科と実技両方、参考書・テキストと問題集、すべて揃えた場合の価格で評価しています。8,000円未満を「5」とし、8,000円以上16,000円未満を「4」、16,000円以上を「3」としています。
  • 【著 者】:著者がCFP®認定者・1級FP保有者で指導経験があれば「5」、経験がなければ「4.5」、AFP認定者・2級FP保有者で指導経験があれば「4」、経験がなければ「3.5」、いずれの記載もない場合は「3」としています。
  • 【出版社】:出版社が資格指導に関わっていれば「5」、そうでなければ「4」としています。なお、きんざいは試験機関であるため「5」としています。
  • 【構 成】:参考書や問題集としての見やすさ、配色、学習のしやすさなどの観点から評価しています。
  • 【評 価】:個人的な評価をしています。
  • 【総 合】:満点を30(25)とし、25(20)以上をA、20(15)~24(19)をB、15(10)~19(14)をCとしています。
  • ※なお、サイト上に記載がない場合(見当たらない場合も含む)は、一律「3」としています。


オーソドックスで使いやすい

うかる! FP3級 速攻テキスト

フィナンシャルバンクインスティチュート(編集)

価 格:(5.0)
著 者:(3.0)
出版社:(3.0)
構 成:(4.5)
評 価:(4.5)
総 合:A (20/25)

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うかる! FP3級 速攻テキスト

オーソドックスで使いやすいです。フルカラーですが、文字に装飾は少なくシンプルで使いやすいです。「王道」にふさわしい、なじみやすいテキストといえます。記載されている内容は、過去問と見比べてもモレが少なく(初めて勉強する人にとっては多すぎると思うかもしれませんが)、複数の通信講座でも利用されている参考書です。テキストの左右に欄があり、用語の説明や出題ポイントが書かれています。最も押さえておきたい知識との差(本文と左右欄)が明確で、内容の理解をしやすい構成になっています(用語の説明などを本文に混ぜると見にくくなる)。発行者は明らかに学校ではありません。また、編者のファイナンシャルバンクインスティテュート株式会社様のHPを拝見しましたが、金融・証券関連の研修は実施しているようでしたが、FP資格取得のための研修に関する記事を見つけることはできませんでした。誤りはやや多いため、正誤表で確認した方がいいでしょう。

【速習テキスト】うかる! FP3級 速攻テキスト(概要)

価格1,620円(税込)
合計額3,240円(税込)
著 者フィナンシャルバンクインスティチュート
出版社日本経済新聞出版社
基本セット
参考書・問題集
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(評価の基準)
  • 【価格単】:学科か実技のどちらか単体の価格で、分冊の場合は合計金額で評価しています。4,000円未満を「5」とし、4,000円以上8,000円未満を「4」、8,000円以上を「3」としています。
  • 【価格計】:学科と実技両方揃えた場合の価格で評価しています。8,000円未満を「5」とし、8,000円以上16,000円未満を「4」、16,000円以上を「3」としています。
  • 【著 者】:著者がCFP®認定者・1級FP保有者で指導経験があれば「5」、経験がなければ「4.5」、AFP認定者・2級FP保有者で指導経験があれば「4」、経験がなければ「3.5」、いずれの記載もない場合は「3」としています。
  • 【出版社】:出版社が資格指導に関わっていれば「5」、そうでなければ「4」としています。なお、きんざいは試験機関であるため「5」としています。
  • 【構 成】:参考書や問題集としての見やすさ、配色、学習のしやすさなどの観点から評価しています。
  • 【評 価】:個人的な評価をしています。
  • 【総 合】:満点を30(25)とし、25(20)以上をA、20(15)~24(19)をB、15(10)~19(14)をCとしています。
  • ※なお、サイト上に記載がない場合(見当たらない場合も含む)は、一律「3」としています。


学習計画が立てやすい

FPの学校 3級 きほんテキスト

ユーキャンFP技能士試験研究会(著/編集)

価 格:(5.0)
著 者:(3.0)
出版社:(4.0)
構 成:(3.5)
評 価:(3.5)
総 合:B (19/25)

書籍の詳細や評価を見る

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FPの学校 3級 きほんテキスト

ユーキャンから二色刷りは出版されていて、二色刷りの割りに見やすかったのですが、フルカラーで登場しました。他のテキストとは違い、全体を31で分割して、学習進度が調整しやすいようにできています。つまり、31日で読み終わるようにできています。進度調整は、自分自身で可能ですが、事前に分かれていると便利です。欄外に用語の解説がある形式ではありませんが、文章がぎっちりつまっておらず、読みやすい参考書になっています。ユーキャンFP技能士試験研究会によるテキストとなっておりますが、監修・執筆ともに講師経験者とは記されておりません。ただ、会計事務所による校閲、専門会社による校正とチェックをしっかりしている印象。

【ユーキャン】FPの学校 3級 きほんテキスト(概要)

価格1.620円(税込)
合計額3,240円(税込)
著 者ユーキャンFP技能士試験研究会(著/編集)
基本セット
参考書・問題集
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(評価の基準)
  • 【価格単】:学科か実技のどちらか単体の価格で、分冊の場合は合計金額で評価しています。4,000円未満を「5」とし、4,000円以上8,000円未満を「4」、8,000円以上を「3」としています。
  • 【価格計】:学科と実技両方揃えた場合の価格で評価しています。8,000円未満を「5」とし、8,000円以上16,000円未満を「4」、16,000円以上を「3」としています。
  • 【著 者】:著者がCFP®認定者・1級FP保有者で指導経験があれば「5」、経験がなければ「4.5」、AFP認定者・2級FP保有者で指導経験があれば「4」、経験がなければ「3.5」、いずれの記載もない場合は「3」としています。
  • 【出版社】:出版社が資格指導に関わっていれば「5」、そうでなければ「4」としています。なお、きんざいは試験機関であるため「5」としています。
  • 【構 成】:参考書や問題集としての見やすさ、配色、学習のしやすさなどの観点から評価しています。
  • 【評 価】:個人的な評価をしています。
  • 【総 合】:満点を30(25)とし、25(20)以上をA、20(15)~24(19)をB、15(10)~19(14)をCとしています。
  • ※なお、サイト上に記載がない場合(見当たらない場合も含む)は、一律「3」としています。


独学で合格するために必要なインプット教材

インプット教材は解説用のテキストのことです。インプットは大きく分けて、「理解」「暗記」に分けられます。

「理解」をするためには解説文がなるべく多く載っている必要があり、「暗記」をするためには表や図、イラストを使った教材が優れていると考えています。

ちなみに資格の学校に通う場合、「理解」は講師の講義、「暗記」はオリジナル教材がその役割を果たします。

皆さんは「理解」と「暗記」どちらを重視するでしょうか。

この点でどの教材を選択するかが分かれます。市販教材のほとんどは、上手にまとめることにこだわっており、文章で解説することに充分な紙面を使っていません。

文章で解説する項目と表や図で解説する項目が分けられるのではなく、私の考えとしては、文章で解説してそのあと表や図でまとめている教材が独学する人には向いていると思います。


独学で合格するために必要なアウトプット教材

アウトプット教材は問題演習用のテキストのことです。合格するためにはインプットをなるべく早く終わらせ、アウトプットに時間をかけ、繰り返し演習することが重要です。FPは税制改正などの影響を受けやすい試験ですので、過去にさかのぼることが難しい面があります。アウトプット教材はわかりやすい解説が重要だと思いますが、基本的にはどの教材もわかりやすいです。あまり説得力がないかもしれませんが、インプット教材と同じ出版社で問題ないと思っています。繰り返しになりますが、重要なことはアウトプットにどれぐらい時間が割けるか、勉強方法なのです。


独学で合格するためには何冊必要?

基本的にインプット教材とアウトプット教材(学科・実技)の3種類あれば十分でしょう。FPは6課目あり、出版社のほとんどがアウトプット教材は1冊ですが、インプット教材は出版社によってまちまちです。ここでいう「何冊必要?」は複数のインプット教材が必要か、という点です。複数の出版社の教材を買う必要はないでしょう。


3級だけならあまりこだわらなくてもいい?

FPは学科と実技がありますが、学科の半分は2択、半分は3択、実技は3択です。内容的には2級と同じものが多く、出題形式が2級より簡単になっているのが特徴です(2級は4択)。合格率は7割から8割程度あります。3級だけを目指すなら、知識が多少あやふやでもアウトプットが不十分でも合格できる可能性は十分あります。ただ2級合格のための基礎力づくりと考えている人は、インプット教材の「理解」を重視するのがいいのではないでしょうか。


対応年度に注意しよう

FPは試験日ごとに法令基準日が設けられています。市販教材は5月の試験後に新しいものに切り替わります。内容の一つひとつに対して法令基準日の前か後かを勉強しながら気を付けるのは難しいですが、せめて古い年度のものを購入しないように注意しましょう。