2級FP過去問解説(資産設計)2016年9月【問36】株式の取得費の計算

問36

正博さんは、国内の上場企業であるMF株式会社の株式(以下「MF株式」という)をYQ証券会社の特定口座で保有している。正博さんのMF株式の取引状況が下記<資料>のとおりであるとき、正博さんの平成28年分のMF株式に係る譲渡所得の金額に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)に入る適切な語句を語群の中から選び、その番号のみを解答欄に記入しなさい。なお、同じ語句を何度選んでもよいこととする。







[正解]
(ア)  (イ) 

[解説]

同一銘柄の株式等を2回以上にわたって購入し、その株式等の一部を譲渡した場合の取得費は、総平均法に準ずる方法によって求めた1単位当たりの価額を基に計算します。
まず、購入費の平均を求める。
2,000株×450円+2,000株×500円+1,000株×600円=90万円+100万円+60万円=250万円
250万円÷5,000株=500円
平成28年3月の売却価額は、700円×1,000株=70万円、購入額は1,000株×500円=50万円
よって、20万円・・・(ア)
平成28年6月の売却価額は、800円×1,000株=80万円、購入費は50万円
よって、30万円・・・(イ)



[要点のまとめ]

<株式の取得費の計算手順>
同一銘柄の株式等を2回以上にわたって購入し、その株式等の一部を譲渡した場合の取得費は、総平均法に準ずる方法によって求めた1単位当たりの金額を基に計算する。総平均法に準ずる方法とは、次の算式により計算する方法を言う。
(算式)
(A+B)÷(C+D)=1単位当たりの金額
A=株式等を最初に購入した時(その後既にその株式等を譲渡している場合には、直前の譲渡の時)の購入価額の総額
B=株式等を最初に購入した後(その後既にその株式等を譲渡している場合には、直前の譲渡の後)から今回の譲渡の時までの購入価額の総額
C=Aに係る株式等の総数
D=Bに係る株式等の総数


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