2級FP過去問解説(資産設計)2017年5月【問31】保険と税金

【第9問】下記の(問28)~(問33)について解答しなさい。


<設例>
氷室雪雄さんは、民間企業に勤務する会社員である。雪雄さんと妻の花代さんは、今後の資産形成や家計の見直しなどについて、FPで税理士でもある妹尾さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも平成29年4月1日現在のものである。

[収入金額(平成28年)]
・雪雄さん:給与収入800万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。
・花代さん:給与収入100万円(手取り額)。給与収入以外の収入はない。
[金融資産(時価)]
・雪雄さん名義
 銀行預金(普通預金):100万円
 銀行預金(定期預金):400万円
・花代さん名義
 銀行預金(普通預金):50万円
 個人向け国債(変動10年):50万円
[住宅ローン]
 契約者 :雪雄さん
 借入先 :PX銀行
 借入時期:平成20年8月
 借入金額:3,000万円
 返済方法:元利均等返済(ボーナス返済なし)
 金利 :固定金利選択型10年(年3.65%)
 返済期間:35年間
[保険]
・定期保険A:保険金額2,500万円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は雪雄さん、死亡保険金受取人は花代さんである。
・火災保険B:保険金額2,000万円。保険の目的は建物である。保険期間は30年。保険契約者は雪雄さんである。


問31

雪雄さんが加入している保険の保険金等が支払われた場合の課税に関する次の(ア)~(ウ)の記述について、適切なものには○、不適切なものには×を解答欄に記入しなさい。

  1. (ア)雪雄さんが死亡し、花代さんが受け取る定期保険Aの死亡保険金は、相続税の課税対象となる。
  2. (イ)雪雄さんが疾病のため高度障害状態になったことにより受け取る定期保険Aの高度障害保険金は、所得税の課税対象となる。
  3. (ウ)自宅が火災で全焼し、雪雄さんが受け取る火災保険Bの保険金は、所得税の課税対象となる。

[正解]
(ア)  (イ) × (ウ) ×

  1. (ア)雪雄さんが死亡し、花代さんが受け取る定期保険Aの死亡保険金は、相続税の課税対象となる。
  2. [解説]
    お金の流れを考えればよい。死亡した雪雄さんのお金(保険料)が、花代さんに移動するので相続税である。

  3. (イ)雪雄さんが疾病のため高度障害状態になったことにより受け取る定期保険Aの高度障害保険金は、所得税の課税対象となる。
  4. [解説]
    高度障害保険金は非課税である。

  5. (ウ)自宅が火災で全焼し、雪雄さんが受け取る火災保険Bの保険金は、所得税の課税対象となる。
  6. [解説]
    火災保険の保険金は非課税である。

[要点のまとめ]

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