2級FP過去問解説(資産設計)2017年5月【問40】後期高齢者医療制度

改正対応|確認済み(2019.1)|(イ)は改正により解答不能

【第10問】下記の(問34)~(問40)について解答しなさい。


<設例>
物品販売業(福岡商店)を営む自営業者の福岡啓二さん(青色申告者)は、この度、今後の生活のことや事業のことなどに関して、FPで税理士でもある桑原さんに相談をした。なお、下記のデータは平成29年4月1日現在のものである。
I.家族構成(同居家族)

注1:直美さんは株式会社QZ商事に勤務している。

Ⅱ.福岡家の親族関係図

注2:啓二さんの妻の博子さんは、平成29年1月20日に交通事故で死亡している。なお、博子さんは死亡時まで青色事業専従者として福岡商店に勤務していた。

Ⅲ.福岡家(啓二さん)の財産の状況
[資料1:保有資産(時価)]      (単位:万円)

注3:啓二さんが相続した博子さんの遺産は、啓二さんの保有資産に含まれている。
注4:上記以外の事業用資産については考慮しないこと。

[資料2:負債残高]
事業用借入(証書貸付):[資料4]を参照(債務者は啓二さん)
自動車ローン:120万円(債務者は啓二さん)
未払金:100万円(博子さんの相続に係る諸費用等であり、啓二さんが負担する)

[資料3:生命保険]      (単位:万円)

注5:解約返戻金相当額は、現時点(平成29年4月1日)で解約した場合の金額である。
注6:すべての契約において、保険契約者が保険料を全額負担している。
注7:契約者配当および契約者貸付については考慮しないこと。

[資料4:福岡商店の財務データ(平成28年分の青色申告決算書から抜粋)]

注8:青色事業専従者給与は、博子さんに対して支給したものである。
注9:平成28年中の借入金の元本返済額は300万円である。

Ⅳ.その他
上記以外の情報については、各設問において特に指示のない限り一切考慮しないこと。また、復興特別所得税については考慮しないこと。


問40

啓二さんは、母の春子さん(83歳)が体調を崩すことが多くなったため、医療費や介護費用についてFPの桑原さんに相談をした。桑原さんが後期高齢者医療制度および介護保険制度の自己負担割合等について説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(エ)に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 空欄(ア)にあてはまる語句は、「医療費の2割」である。
  2. 空欄(イ)にあてはまる語句は、「サービス利用料の2割」である。
  3. 空欄(ウ)にあてはまる語句は、「1ヵ月(同一月)」である。
  4. 空欄(エ)にあてはまる語句は、「1年間(8月~翌年7月末)」である。

[正解]  (不適切)

  1. 空欄(ア)にあてはまる語句は、「医療費の2割」である。
  2. [解説]
    現役並み所得者は3割負担である。

  3. 空欄(イ)にあてはまる語句は、「サービス利用料の2割」である。
  4. [解説]
    ※平成30年4月から、合計所得金額が220万円以上の人は3割負担となる枠が増えた。

  5. 空欄(ウ)にあてはまる語句は、「1ヵ月(同一月)」である。
  6. [解説]
    高額療養費、高額介護サービス費ともに1ヶ月間の費用で算定する。

  7. 空欄(エ)にあてはまる語句は、「1年間(8月~翌年7月末)」である。
  8. [解説]
    合算制度は8月1日から翌年7月31日までの1年間の自己負担合算額が高額になった場合に負担を軽減させる制度である。



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