2級FP過去問解説(資産設計)2017年9月【問9】建築面積の最高限度

問9

建築基準法に従い、下記<資料>の甲土地に建物を建築する場合の建築面積の最高限度を計算しなさい。なお、<資料>に記載のない条件については一切考慮しないこととする。

  1. 71.4㎡
  2. 91.8㎡
  3. 107.1㎡
  4. 108.0㎡



[正解]  (適切)

[解説]

(1) 建築面積を求めるため、容積率ではなく建ぺい率を使用することを、まず確認する。
資料を見ると、建ぺい率の緩和に関する情報(防火地域の耐火建築物や特定行政庁指定の角地)はなく、セットバックの記載が見られる。
道路の中心は現状道路の中心に位置し、反対側も土地であるため、均等に0.1mずつ幅が必要となる。面積を求め直してもいいが、セットバック部分だけ引けば良い。
(2) 計算
・180㎡-15m×0.1m=178.5㎡・・・セットバックを反映させた敷地面積
・建ぺい率は60%なので、
 178.5㎡×0.6=107.1㎡

[要点のまとめ]

1.建ぺい率
(1) 建築面積の最高限度を求めるときに使う。
(2) 建ぺい率には緩和措置がある。
・防火地域内の耐火建築物 +10%
・特定行政庁が指定する角地 +10%
・建ぺい率80%の防火地域内で耐火建築物 100%
(3) 2地域にまたがる場合は加重平均
2.容積率
(1) 延べ面積の最高限度を求めるときに使う。
(2) 容積率には前面道路の幅員による制限がある。
・前面道路幅員✕乗数と指定容積率を比較する。
 乗数は4/10か6/10
 小さい数値が容積率となる。
(3) 2地域にまたがる場合は加重平均
3.補足
建ぺい率と容積率は用途地域ごとに決まっており、それぞれ指定建ぺい率、指定容積率という。

関連問題


<解説・みんなの評価>

「かなり分かりやすい解説だった」⇒ ☆5
「分かりやすい解説だった」⇒ ☆4
「もう少し詳しく解説してほしい」⇒ ☆3
「解説が分かりにくかった」⇒ ☆2
「解説に間違いがあった」⇒ ☆1
で評価をお願いします。解説の見直しに利用させていただきます。

解説に間違いがあった解説が分かりにくかったもう少し詳しく解説してほしい分かりやすい解説だったかなり分かりやすい解説だった
読み込み中...