2級FP過去問解説(資産設計)2017年9月【問14】損害保険の商品

問14

次の(ア)~(エ)の事例のうち、損害保険の保険金の支払い対象となるものには○、支払い対象とならないものには×を解答欄に記入しなさい。なお、いずれの保険も特約は付帯していないものとする。



[正解] 
(ア)  (イ) × (ウ)  (エ) ×

[解説]

(ア) 普通傷害保険が「業務中」でも対象となるかがポイントとなる。普通傷害保険は国内外問わず、業務内外問わず、補償の対象となる。
(イ) 対人賠償保険が「親族」でも対象となるかがポイントとなる。任意保険である対人賠償保険では親族は対象外となる。なお自賠責は対象である。
(ウ) 海外旅行傷害保険が「細菌性食中毒」でも対象となるかがポイントである。国内旅行傷害保険も海外旅行傷害保険も対象である。
(エ) 個人賠償責任保険が「他人からの借り物」でも対象となるかがポイントである。借りた物は対象外である。なお、個人賠償責任保険は業務中の損害は対象外である。

[要点のまとめ]

<傷害保険>
1.普通傷害保険
国内外問わず、業務内外問わず、補償の対象となる。病気や細菌性食中毒、地震や噴火・津波を原因とする傷害は対象外
2.国内旅行傷害保険
国内旅行中の傷害を補償する保険で、地震などによる傷害は対象外だが、細菌性食中毒は補償の対象となる。
3.海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険とは違い、地震等による傷害も対象となる。細菌性食中毒も補償の対象である。

<任意自動車保険>
1.対人倍書保険
親族は他人に該当せず、保障の対象外となる。
2.対物賠償保険
自宅の壁や塀を壊した場合は対象外である。
3.人身傷害保険・搭乗者傷害保険
・保障内容は似ている部分があり、運転者や同乗者のケガが対象となる。
・人身傷害保険は、過失の有無にかかわらず実際の損害額が支払われる。
・搭乗者傷害保険は、症状や部位ごとに決められた金額が支払われる。
4.自損事故保険
・対物賠償保険は相手がいれば対象になるが、相手のいないガードレールにぶつかるなどしてケガをした場合に対応。
・運転者や同乗者の死傷を補償する。
5.車両保険
・単独事故などで相手がいない場合の自動車修理のための保険

<自賠責保険>
1.保険金の限度額
(1) 死亡 3,000万円
(2) 傷害 120万円
(3) 後遺障害 75万円~4,000万円
2.保険の対象
対人賠償のみだが、任意保険で対象外となる親族も被害者保護の観点から補償の対象となる。


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