2級FP過去問解説(資産設計)2018年1月【問18】相続税の課税価格の合計額

問18

下記の相続事例(平成29年11月20日相続開始)における相続税の課税価格の合計額として、正しいものはどれか。

  1. 5,400万円
  2. 6,300万円
  3. 6,900万円
  4. 11,400万円



[正解]  (適切)

[解説]

1.遺産総額を求めなければならないが、死亡保険金があるので、まずは遺産総額に算入する死亡保険金額を求める。
 法定相続人 配偶者、長男、二男 の3人
 非課税枠 500万円×3=1,500万円
 死亡保険金は相続人である配偶者が受け取っているため、全額配偶者の死亡保険金から控除する。
 2,500万円-1,500万円=1,000万円
2.遺産総額
 1,500万円+800万円+3,000万円+1,000万円-900万円=5,400万円


[要点のまとめ]

<相続税の計算手順>
相続税額の計算は、最初から最後まで計算させる場合もあるが、基本的には計算過程の一部が出題される。常にどの部分の計算を問われているか確認すると理解が深まるだろう。
(1) 遺産総額から非課税財産や葬儀費用を控除して各相続人の課税価格を求める。
※生命保険の非課税枠はここで適用させる。
(2) 課税価格の合計額から遺産に係る基礎控除を引いて、課税遺産総額を求める。
※「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で控除額を求めるため、法定相続人を考える必要がある。
(2) 各相続人の法定相続分を求める。
(3) 各相続人が法定相続分で相続したとして各相続人の課税価格を求める。
(4) 各相続人の課税価格から相続税を算出し、合計し相続税の総額を出す。
(5) 各相続人の相続割合に応じた相続税額を算出する。
(6) 各相続人の相続税額から加算や控除があれば加味し、各人の納付額を求める。

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