【第8問】下記の(問24)~(問26)について解答しなさい。
問24
吉田さんは、住宅購入の準備資金として、15年後に2,000万円を用意しようと考えている。15年間、年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に一定額を積み立てる場合、毎年いくらずつ積み立てればよいか。
[正解] 1,240,000 (円)
[解説]
1.6つの係数から適切なものを選ぶ。
2,000万円を目標に15年で積み立てるので、2,000万円÷15=133.3万円より少なくなるはずである。「÷15」は「✕1/15」で、1/15は約0.066なので、0.066より小さい数をかけることがわかる。
2.将来の目標額を達成するための毎年の積立額を試算する場合には、減債基金係数を使用する。
2,000万円✕0.062=124万円
[要点のまとめ]
<6つの係数>
(1) 終価係数:将来の受取額を求める。
(2) 現価係数:将来の目標額を達成するための現在の元本を求める。
(3) 年金終価係数:毎年一定額を積み立てた場合の将来の受取額を求める。
(4) 減債基金係数:将来の目標額を達成するための毎年の積立額を求める。
(5) 資本回収係数:まとまった資金を毎年取り崩す場合の受取額を求める。
(6) 毎年一定額を受け取る場合に必要な現在の元本を求める。