2級FP過去問解説(資産設計)2019年1月【問3】株式の取得費の計算

問3

 下記<資料>は、氷室さんが同一の特定口座内で行ったPX株式会社の株式取引に係る明細である。氷室さんが2018年12月12日に売却した300株について、譲渡所得の取得費の計算の基礎となる1株当たりの取得価額として、正しいものはどれか。なお、計算結果について円未満の端数が生じる場合は切り上げること。

  1. 2,450円
  2. 2,595円
  3. 2,657円
  4. 2,740円


[正解]  (適切)

[解説]

1株当たりの取得価額を求めるためには、「総額÷総株数」で計算する。
・まず、保有している(買付した)総株数と総額を求める。
 総株数 600株
 総額
 2,450円×300株2,820円×100株2,700円×200株
 =735,000円+282,000円+540,000円
 =1,557,000円
・1株当たりの取得価額
 1,557,000円÷600株=2,595円

[要点のまとめ]

<株式の取得費の計算手順>
同一銘柄の株式等を2回以上にわたって購入し、その株式等の一部を譲渡した場合の取得費は、総平均法に準ずる方法によって求めた1単位当たりの金額を基に計算する。総平均法に準ずる方法とは、次の算式により計算する方法を言う。
(算式)
(A+B)÷(C+D)=1単位当たりの金額
A=株式等を最初に購入した時(その後既にその株式等を譲渡している場合には、直前の譲渡の時)の購入価額の総額
B=株式等を最初に購入した後(その後既にその株式等を譲渡している場合には、直前の譲渡の後)から今回の譲渡の時までの購入価額の総額
C=Aに係る株式等の総数
D=Bに係る株式等の総数


error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました