2級FP過去問解説(資産設計)2019年1月【問25】6つの係数

【第8問】下記の(問25)~(問27)について解答しなさい。

問25

 荒木さんは、退職金として受け取った2,000万円を老後の生活資金の一部として使用するつもりである。これを25年間、年利1.0%で複利運用しながら毎年1回、年末に均等に取り崩すこととした場合、毎年年末に取り崩すことができる最大金額はいくらになるか。



[正解] 900,000 (円)

[解説]

6つの係数から適切な係数を選ぶ
(1) 25年間の取崩金額は、2,000万円÷25年=80万円より多くなるはずである。
 2,000万円に係数をかけて80万円超の金額になるため、係数は小数点第2位以下「0.0◯◯」になると想定できる
 係数早見表の25年の行を見ると、0.045の資本回収係数が妥当である。なお、減債基金係数の0.035も近いが、実際に計算すると80万円を下回ることが分かる。心配なら確かめておいてもよい。
※この係数の選び方は、6つの係数の特徴を忘れてしまった場合に、係数早見表が与えられている問題についてのみ対応できる考え方である。基本は、それぞれの係数がどのようなケースで使うかを覚えておくこと。
(2) 計算
 2,000万円✕0.045=90(万円)
 よって、900,000(円)となる。

[要点のまとめ]

<6つの係数>
(1) 終価係数:将来の受取額を求める。
(2) 現価係数:将来の目標額を達成するための現在の元本を求める。
(3) 年金終価係数:毎年一定額を積み立てた場合の将来の受取額を求める。
(4) 減債基金係数:将来の目標額を達成するための毎年の積立額を求める。
(5) 資本回収係数:まとまった資金を毎年取り崩す場合の受取額を求める。
(6) 毎年一定額を受け取る場合に必要な現在の元本を求める。

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