2級FP過去問解説(資産設計)2019年9月【問34】

【第9問】下記の(問29)~(問34)について解答しなさい。


<設例>
佐野幸一郎さんは、民間企業に勤務する会社員である。幸一郎さんと妻の恵美さんは、今後の資産形成などについて、FPで税理士でもある阿久津さんに相談をした。なお、下記のデータはいずれも2019年9月1日現在のものである。

[収入金額(2018年)]
幸一郎さん:給与収入480万円。給与収入以外の収入はない。
恵美さん:給与収入420万円。給与収入以外の収入はない。
[自宅]
賃貸マンションに居住しており、家賃は月額10万円(管理費込み)である。
マイホームとして販売価格4,800万円(うち消費税160万円)のマンションを購入する予定である。
[金融資産(時価)]
幸一郎さん名義
銀行預金(普通預金):350万円
銀行預金(定期預金):100万円
恵美さん名義
銀行預金(普通預金):150万円
銀行預金(定期預金):100万円
[負債]
幸一郎さんと恵美さんに負債はない。
[保険]
収入保障保険A:年金月額15万円。保険契約者(保険料負担者)および被保険者は幸一郎さん、年金受取人は恵美さんである。
医療保険B:入院給付金日額5,000円。契約者(保険料負担者)および被保険者は幸一郎さんである。


問34

幸一郎さんの弟の克樹さんは、自らのスキルアップを図るため2019年9月に32歳で会社を自己都合退職し、転職先が決まるまでは雇用保険の基本手当を受給することを考えている。雇用保険の基本手当に関する次の記述の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、克樹さんは、退職した会社に24歳から勤務し、継続して雇用保険に加入しており、基本手当の受給要件はすべて満たしているものとする。また、克樹さんには、このほかに雇用保険の加入期間はなく、障害者等の就職困難者には該当しないものとし、延長給付については考慮しないものとする。

  1. (ア)90日  (イ)2年間  (ウ)1ヵ月
  2. (ア)180日 (イ)2年間  (ウ)3ヵ月
  3. (ア)180日 (イ)4年間  (ウ)1ヵ月
  4. (ア)90日  (イ)4年間  (ウ)3ヵ月

[正解]  (適切)

[解説]

雇用保険の基本手当については、退職理由により所定給付日数が異なる。倒産や解雇などの特定受給資格者は、自己都合退職などの一般の受給資格者より所定給付日数が長くなっている。
また基本手当が支給されるまで7日間の待期期間があるが、一般の受給資格者は7日間に加え、3ヶ月の給付制限がある。

(ア)自己都合退職で、被保険者期間は1年以上10年未満なので、給付日数は90日である。被保険者期間は24歳から32歳である。
(イ) 病気や妊娠などによる退職では、ハローワークでの手続きが難しい場合がある。このような場合、申出により受給期間を最大4年間まで延長できる。なお、給付期間は1年間なので、3年延長されることになる。また受給期間が延長されるだけで、給付日数が延長されるわけではない。
(ウ) 自己都合退職の場合、「7日+3ヶ月」間、受給することはできない。



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