2級FP過去問解説(資産設計)2020年1月【問20】

問20

志田孝一さん(37歳)は、父(68歳)と叔父(65歳)から下記<資料>の贈与を受けた。孝一さんの2019年分の贈与税額を計算しなさい。なお、父からの贈与については、2018年から相続時精算課税制度の適用を受けている。また、解答に当たっては、解答用紙に記載されている単位に従うこと。

<資料>

[2018年中の贈与]
・ 父から贈与を受けた金銭の額:1,000万円
[2019年中の贈与]
・ 父から贈与を受けた金銭の額:1,800万円
・ 叔父から贈与を受けた金銭の額:700万円
※2018年中および2019年中に上記以外の贈与はないものとする。
※上記の贈与は、住宅取得等資金や結婚・子育てに係る資金の贈与ではない。


[正解] 1,720,000 (円)

[解説]

贈与や相続時精算課税制度についての問題である。相続時精算課税制度において、贈与税の額は、贈与財産の価額の合計額から、複数年にわたり利用できる特別控除額(限度額:2,500万円。ただし、前年以前において、既にこの特別控除額を控除している場合は、残額が限度額となる。)を控除した後の
金額に、一律20%の税率を乗じて算出する。相続時精算課税制度を選択して以降は、基礎控除110万円を適用することはできない。相続時精算課税制度は贈与者ごとに適用できるため、父と叔父を分けて考える。

・父 相続時精算課税制度を適用
2018年:贈与額1,000万円-特別控除額1,000万円=0
※特別控除額の残りは1,500万円
2019年:贈与額1,800万円-特別控除額1,500万円=300万円
300万円×20%(一律)=60万円
・叔父(直系尊属からの贈与以外)
2019年:贈与額700万円-基礎控除額110万円=590万円
<贈与税の速算表>(ロ)より
590万円×30%-65万円=112万円
よって、60万円+112万円=172万円


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