2級FP過去問解説(資産設計)2020年1月【問30】

【第9問】下記の(問29)~(問34)について解答しなさい。



問30

進太郎さんは、正樹さんの大学進学を控えて奨学金や教育ローンに関心をもち、FPの長谷川さんに質問をした。長谷川さんが日本学生支援機構の貸与型奨学金(第一種・第二種)および日本政策金融公庫の教育一般貸付(国の教育ローン)について説明する際に使用した下表の空欄(ア)~(ウ)にあてはまる語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

  1. (ア)主に学生・生徒の保護者
    (イ)いつでも可能
    (ウ)借入日の翌月または翌々月の返済希望日
  2. (ア)学生・生徒本人
    (イ)決められた募集期間内
    (ウ)借入日の翌月または翌々月の返済希望日
  3. (ア)主に学生・生徒の保護者
    (イ)決められた募集期間内
    (ウ)卒業後
  4. (ア)学生・生徒本人
    (イ)いつでも可能
    (ウ)卒業後

[正解]  

[解説]

貸与型奨学金と国の教育ローンの特徴や違いについての問題である。

貸与型奨学金の対象者は学生・生徒本人で、決められた募集期間内に申し込む必要がある。奨学金は毎月一定額が支払われ、返済は卒業後に学生・生徒本人が行う。なお、入学前は奨学金候補者となるだけで、入学後に改めて手続きをすることで奨学金を受け取ることができる。

一方、国の教育ローンはおもに学生・生徒の保護者に貸し付けられ、いつでも申し込むことができる。資金は一括で受け取り、借入日の翌月または翌々月の返済希望日からの返済となる。

このことから、入学後の生活費や教材費などには奨学金が使いやすく、入学時納付金などのまとまった資金が必要なときには国の教育ローンが使いやすい。


[要点のまとめ]

教育資金の準備方法には、貯蓄や保険の利用があるが、資金不足の場合には奨学金や国の教育ローンを利用する方法がある。
<奨学金>
(1) 給付型
給付型奨学金は、国費を財源として、意欲と能力のある若者が経済的理由により進学を断念することのないよう、原則として返還義務のない奨学金を支給するタイプである。
(2) 貸与型
国内の大学・短期大学・高等専門学校・専修学校(専門課程)および大学院で学ぶ人を対象とし、利息の付かない第一種奨学金と、利息の付く第二種奨学金がある。また入学時の一時金として貸与する入学時特別増額貸与奨学金(利息付)がある。
<国の教育ローン(教育一般貸付)>
学生1人につき最高350万円まで借りることができ、最長15年に渡り返済する。金利は固定金利だが利率は民間の金融機関と比較して低く設定されている。借り入れには収入基準があり、子供の数によって異なる世帯年収の上限額がある。


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