問9
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に耐火建築物を建てる場合、建築面積の最高限度(ア)と延べ面積(床面積の合計)の最高限度(イ)の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、<資料>に記載のない条件については一切考慮しないこと。
- (ア)108㎥ (イ)360㎥
- (ア)126㎥ (イ)360㎥
- (ア)108㎥ (イ)288㎥
- (ア)126㎥ (イ)288㎥
[正解] 4 (適切)
[解説]
(ア) 建蔽率には緩和措置がある。
・防火地域内の耐火建築物 +10% ⇒ 該当する
・特定行政庁が指定する角地 +10% ⇒ 該当しない
・建蔽率80%の防火地域内で耐火建築物 100%
⇒ 該当しない
よって、建蔽率は70%となる。
180㎡ × 70% = 126㎡
(イ) 容積率には前面道路の幅員による制限がある。
・「前面道路幅員 × 乗数」と「指定容積率」を比較し、小さい数値が容積率となる。
4m × 4/10 = 160% 160% < 200%
よって、容積率は160%となる。
180㎡ × 160% = 288㎥
[要点のまとめ]