2級FP過去問解説(資産設計)2021年1月【問25】

【第7問】下記の(問23)~(問25)について解答しなさい。


問25

 キャッシュフロー表を作成するうえでは、収入や支出などの変動率、金融資産の運用利回りの予測が重要である。運用利回り等の変動に影響を与える要因についての次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

  1. 為替が円安になると、輸入物価を押し上げる要因となり得る。
  2. 公的年金の老齢給付におけるマクロ経済スライドにおいて、給付水準の調整に用いられるのは物価の変動のみである。
  3. 消費者物価指数の算出では、消費税率が引き上げられて消費者の支払価格が増大すれば、消費者物価指数を押し上げることになる。
  4. 変動金利型住宅ローンの適用金利は、短期プライムレートを基準にする金融機関が主流である。

[正解] 

[解説]

  1. 為替が円安になると、輸入物価を押し上げる要因となり得る。
  2. [解説]
    適切である。為替が円安になると、一般的に輸入物価は値上がりする。

  3. 公的年金の老齢給付におけるマクロ経済スライドにおいて、給付水準の調整に用いられるのは物価の変動のみである。
  4. [解説]
    不適切である。マクロ経済スライドとは、そのときの社会情勢(現役人口の減少や平均余命の伸び)に合わせて、年金の給付水準を自動的に調整する仕組みである。給付水準の調整には、賃金や物価の変動が用いられている。

  5. 消費者物価指数の算出では、消費税率が引き上げられて消費者の支払価格が増大すれば、消費者物価指数を押し上げることになる。
  6. [解説]
    適切である。消費者物価指数の算出では、消費税額も含まれる。よって、消費税率が引き上げられて消費者の支払価格が増大すれば、消費者物価指数を押し上げることになる。

  7. 変動金利型住宅ローンの適用金利は、短期プライムレートを基準にする金融機関が主流である。
  8. [解説]
    適切である。都市銀行や地方銀行などを中心に、変動金利型住宅ローンの適用金利は、短期プライムレートを基準としている。一部のネット銀行では、独自の基準を設けている。

[要点のまとめ]

error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました