2級FP過去問解説(資産設計)2019年5月【問21】相続税評価額

問21

 下記<資料>の土地に係る路線価方式による普通借地権の相続税評価額の計算式として、正しいものはどれか。

  1. 200千円×1.00×500㎡
  2. 200千円×1.00×500㎡×70%
  3. 200千円×1.00×500㎡×(1-70%)
  4. 200千円×1.00×500㎡×(1-70%×30%×100%)

[正解]  (適切)

[解説]

普通借地権の相続税評価額を求めるので、借家権割合は使わず、借地権割合70%のみ使う。
肢はそれぞれ
1 自用地
2 借地権
3 貸宅地
4 貸家建付地
を求める算式である。

[要点のまとめ]

<宅地の評価>

自用地土地の所有者が自分で使用している宅地路線価方式(又は倍率方式)で計算した評価額
借地権Aさん(貸主)がBさん(借主)に土地を貸して建物を建てたときのBさん(借主)の権利自用地評価額×借地権割合
貸宅地Aさん(貸主)がBさん(借主)に土地を貸して建物を建てたときのAさん(貸主)の権利自用地評価額×(1-借地権割合)
貸家建付地Aさんが自分の土地に建物を建ててBさんに貸した場合のAさん(貸主)の権利自用地評価額×(1-借地権割合✕借家権割合✕賃貸割合)

2級FP過去問解説(資産設計)2018年9月【問20】相続税評価額

問20

下記<資料>の土地に係る路線価方式による普通借地権の相続税評価額の計算式として、正しいものはどれか。

<資料>

  1. 380千円×1.00×330㎡
  2. 380千円×1.00×330㎡×70%
  3. 380千円×1.00×330㎡×(1-70%)
  4. 380千円×1.00×330㎡×(1-70%×30%×100%)

[正解]  (適切)

[解説]

借地権なので、土地を借りたときの借り手の評価額を求める。
借り手の土地の評価額なので、借地権割合70%(1-70%ではない)を使い、借家権割合は使わない。
※借り手:70%、貸し手:30%

[要点のまとめ]

<宅地の評価>

自用地土地の所有者が自分で使用している宅地路線価方式(又は倍率方式)で計算した評価額
借地権Aさん(貸主)がBさん(借主)に土地を貸して建物を建てたときのBさん(借主)の権利自用地評価額✕借地権割合
貸宅地Aさん(貸主)がBさん(借主)に土地を貸して建物を建てたときのAさん(貸主)の権利自用地評価額✕(1-借地権割合)
貸家建付地Aさんが自分の土地に建物を建ててBさんに貸した場合のAさん(貸主)の権利自用地評価額✕(1-借地権割合✕借家権割合✕賃貸割合)

2級FP過去問解説(資産設計)2018年5月【問19】相続税評価額

問19

下記<資料>の土地に係る路線価方式による自用地の相続税評価額の計算式として、正しいものはどれか。

  1. 250千円×0.97×96㎡
  2. 250千円×0.97×96㎡×60%
  3. 250千円×0.97×96㎡×(1-60%)
  4. 250千円×0.97×96㎡×(1-60%×30%×100%)

[正解]  (適切)

[解説]

求めるのは「自用地」の相続税評価額なので、借地権割合や借家権割合は関係ない。
よって、「相続税評価額×奥行価格補正率×地積」となる。


2級FP過去問解説(資産設計)2018年1月【問10】相続税評価額

問10

下記<資料>の自宅の敷地(自用地)について、路線価方式による相続税評価額として、正しいものはどれか。

  1. 756万円
  2. 1,764万円
  3. 2,016万円
  4. 2,520万円


[正解]  (適切)

[解説]

自用地の相続税評価額を求めるため、借地権割合や借家権割合は関係ない。
あとは、150Cの単位が千円であり、奥行価格補正率をかけることを忘れないこと。
150千円×1.00×168=25,200千円

[要点のまとめ]

<宅地の評価>

自用地土地の所有者が自分で使用している宅地路線価方式(又は倍率方式)で計算した評価額
借地権Aさん(貸主)がBさん(借主)に土地を貸して建物を建てたときのBさん(借主)の権利自用地評価額✕借地権割合
貸宅地Aさん(貸主)がBさん(借主)に土地を貸して建物を建てたときのAさん(貸主)の権利自用地評価額✕(1-借地権割合)
貸家建付地Aさんが自分の土地に建物を建ててBさんに貸した場合のAさん(貸主)の権利自用地評価額✕(1-借地権割合✕借家権割合✕賃貸割合)

2級FP過去問解説(資産設計)2017年5月【問18】相続税評価額

問18

下記<資料>の宅地(貸家建付地)に係る路線価方式による相続税評価額として、正しいものはどれか。

  1. 3,600万円
  2. 8,400万円
  3. 9,480万円
  4. 1億2,000万円

[正解]  (適切)

[解説]

貸家建付地は建物を貸すための土地で、土地と建物とも貸した場合の所有者の評価額を求める。
借りる側の評価額はそれぞれ借地権割合(70%)、借家権割合(30%)なので、所有者側の評価額はそれぞれ30%、70%となる。この点を理解しておけば、計算式を覚えなくても、(1-借地権割合×借家権割合×賃貸割合)は導き出せる。
貸家建付地=自用地の評価額×(1-借地権割合×借家権割合×賃貸割合)
・自用地評価額
 500千×1.00×240㎡=120,000千円
・貸家建付地
 120,000千円×(1-70%×30%×1)=94,800千円